ワールド・ビジョン・ジャパンは世界18カ国でチャイルド・スポンサーシップによる支援活動を実施しています。
アフリカ大陸の南東に位置し、タンザニア、モザンビーク、ザンビアと接する内陸国。南北に細長い国土は北海道と九州を合わせたくらいの広さで、大部分は高原です。チェワ族、トゥンブー族、ンゴニ族など約40の部族が暮らし、公用語はチェワ語と英語。人口の約80%が農業に従事する農業国で、首都はリロングウェ。宗教はキリスト教が主流です。
チャイルド・スポンサーシップにより、地図の★印のついた地域で支援活動を行いました。
マラウイの首都から車で約1時間の場所にある保健施設で、数週間も水が出なくなりました。理由は、地元の有力者が勝手にパイプをつなぎ変えて水を盗んでいたこと。しかもその有力者は魔術を使う、と恐れられていました。「それじゃあ何も変わらない。呪うなら私を呪えばいいでしょう」と、直談判に行こうとした国吉スタッフでしたが、同僚の言葉によって思いとどまります。その理由とは――。(全文を読む)
クーユ地域は、地域住民のほとんどが農業に従事していますが、農業の生産性が低く収穫量が少ないため、住民の多くが貧困に苦しんでいます。衛生状態も悪く、下痢や肺炎、マラリア などの病気が頻繁に発生しています。また、HIV/エイズの感染率も高い地域です。ワールド・ビジョンでは、地域の人びとにHIV/エイズの検査・カウンセリングを受けるよう促すなどの啓発活動も行っています。トイレが普及していないため衛生状態が悪く、下痢や肺炎、マラリアなどの病気が頻繁に発生していることも課題です。ワールド・ビジョンでは、病気の予防や衛生状態を改善する方法を子どもたちが学べるよう支援しています。子どもが学んだことは、地域の大人の啓発にもつながっています。
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支援の成果:プログラム終了報告書を見る