地域の女の子の
希望の光に
ケニアのナンシーさん
「女の子は、学校に行かずに、早く結婚しなさい」そんな地域で育ったけれど、国で一番の大学・ナイロビ大学で修士号を取り、開発援助の仕事で世界中の子どもを救っているナンシーさん。今や、地域の女の子のロールモデルです。
詳しく見るあなたにとって、かけがえのないものは何ですか?
アフリカのウガンダに暮らす、元チャイルドのエリザベスさんにとって、それは教育でした。
「私は必ずよりよい人生を手に入れる」
幼い頃、村に住む貧しい女性たちを見てそう誓ったエリザベスさん。
現在は、教師として次世代を育てる、憧れの存在となっています。
チャイルド・スポンサーの支援が、どのように貧しい環境に苦しむ彼女の背中を押し、教育の機会をもたらしたのでしょうか?
彼女のサクセスストーリーを、どうぞご覧ください。
「本当に辛かった。どんなに頑張っても、私の望むような教育や生活を手に入れることはできないと思った」
ウガンダのとても貧しい家庭に生まれたエリザベスさん。わずかな蓄えを多くのきょうだいと分け合っていたと言います。お父さんは、学校で雑用の仕事を始めましたが、過酷な家庭の状況が変わることはありませんでした。
転機となったのは、現地のワールド・ビジョンのスタッフだったアンさんとの出会いです。 アンさんのことを「アンおばさん」と親しげに呼ぶエリザベスさん。「彼女と出会ったからこそ、今日の私がある」 と語ります。
そして、アンさんの手助けで「チャイルド」として登録されたエリザベスさんの人生は大きく変わり始めます。 支援を受けエリザベスさんの家族は牛を飼い始めました。この彼女にとって「最も大切な財産」は、のちに貴重な資源となります。
学校に通い始めたエリザベスさんは、必死に勉強に取り組みました。彼女の努力は実を結び、優れた成績を残した結果、小学校の高学年で奨学金を得ることができました。
幸いなことに、エリザベスさんはワールド・ビジョンの支援を受け、中等教育も受けることができました。そして、直接的な支援から卒業した後も、それは彼女を支え続けました。
高等教育を受けるには資金が必要で、一度は夢を諦めそうになったと言うエリザベスさん。しかし、その危機をチャイルド・スポンサーからの支援で手に入れた牛が救います。牛を繁殖させ、その牛や牛乳を売って資金を賄ったのです。「牛がなかったら、私の大学に行くという夢は幻想に過ぎなかった」と、彼女は言います。
受け取った支援を元に、自分の力で前に進む方法を見つけたエリザべスさん。必死な努力で最優秀成績者として大学を卒業した後は、中学校で農業を教える先生としての仕事を手に入れました。
「私は幸せ。学生の前で教鞭をとる日がくるなんて思わなかった」
24歳のエリザベスさんは、すでに村の子どもたちの憧れとなっています。
彼女はある女子生徒からの言葉を思い出します。
「ある時、生徒が『女性でありながらお金を稼ぐあなたを尊敬する』と言ってくれた。こんな風に私を敬ってくれる生徒がいることが本当に誇らしい」
「高みを目指す」ことが、彼女が教える授業の締め言葉になっているそうです。
彼女の人生に留まらず、ワールド・ビジョンは、学校の建設を通して、彼女のコミュニティそのものに変化をもたらしました。
「教育とは人生における投資。学校はコミュニティにとってかけがえのない、真の発展に不可欠なもの」だとエリザベスさんは主張します。
現在、彼女は自立し、自身の収入で家族を養っていることに大きな誇りを抱いています。
そんな彼女は、次世代を担う若者へエールを送ってくれました。
「あなたがいる場所を最大限に活用しなさい。
学び続けて、スキルを磨いて、社会の役に立つ人間になりなさい。
何かが足りないとき、あなた自身がそのニーズを埋める一人になりなさい」
幼い頃、貧しい環境から抜け出し、よりよい人生を手にすることを誓ったエリザベスさん。現在、チャイルド・スポンサーがもたらしてくれた教育とエリザベスさん自身の必死な努力によって、幸せな生活を送ることができています。
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