地域の女の子の
希望の光に
ケニアのナンシーさん
「女の子は、学校に行かずに、早く結婚しなさい」そんな地域で育ったけれど、国で一番の大学・ナイロビ大学で修士号を取り、開発援助の仕事で世界中の子どもを救っているナンシーさん。今や、地域の女の子のロールモデルです。
詳しく見る(2020.10.12)
「これが私がずっと持っている、ターニャさんとウィリアムさん(アナさんのチャイルド・スポンサー)からの手紙です。これを読み返すと、どんなに落ち込んでいる時でも、必ず元気になれるんです。」
12歳の時に、病気でお母さんを亡くした、アナさん。
小さいときから届いたチャイルド・スポンサーからの手紙をすべて、ずっと大切に保管しているそうです。
「貧乏よりなによりも、お母さんが家族のために、自分の薬代を惜しんでいるのを見ることが、一番辛かった」
そんな優しいアナさんだからこそ、チャイルド・スポンサーから届いた「思いやり」は、彼女の希望に、そして生涯の宝物となって、彼女を支えています。
その経験を糧に、今アナさんは、「思いやり」を届ける側となり、ワールド・ビジョンのスタッフとして働いています。
チャイルド・スポンサーが届けた愛情によって変わった、彼女の心温まるストーリーを、ぜひご覧ください。
アナさんは、7人きょうだいの6人目として、フィリピンの家庭に生まれました。お父さんは、オートバイの運転手。でも必死に働けど働けど、大家族の家計は常に火の車でした。
食べ物の不足や、新しいおもちゃと服が手に入らないのは当たり前。
それ以上に、治療費が払えず、お母さんがリウマチ性心疾患の治療が十分に受けられないことが、アナさんの心を苦しめていました。
「家族を支えるために、勉強さえできれば...。」
友達と遊ぶこともせず、アナさんは、バナナのお菓子売りとしてきょうだいと一日中働きます。
子どもだけのことを考えて、身を粉にして働く両親からの愛情を知っていた彼女は、幼心に、自分も家族を支えたい、という思いでいっぱいでした。
そんな中、7歳のころアナさんの住む地域に、ワールド・ビジョンの支援が届くようになりました。
「私の生活は一変しました。きょうだいもみんな、学校用品や制服の心配をしなくてよくなったの!」
さらに、もしお母さんが心臓発作が起こっても、ワールド・ビジョンのサポートを受けられるようになりました。
アナさんの人生が劇的に好転する中、青天のへきれきが起こります。
12歳の時、お母さんが病気で亡くなってしまうのです。
そんな中、アナさんを支えたのは、チャイルド・スポンサーのターニャさんとウィリアムさんから届いた手紙でした。
「二人からの手紙がどれだけ私を支えてくれたか。言葉では、到底言い表せません」
いつか二人に会える日が来るかもしれない。その思いで、アナさんはつらい日々を乗り過ごしました。
ワールド・ビジョンの支援を受けながら、アナさんは無事大学を卒業しました。
今はワールド・ビジョンのスタッフとして、地域開発の仕事に携わっています。
「これまでの経験のおかげで、今の自分があります。
私の家族ですらないのに、とても大勢の方が、私をずっと支えてくれました。
だからこそ、私は悩む他の家族に寄り添うことができるし、なにより、他の人を支えることに、大きな喜びを感じるのです」
そう語りながら、うれしそうに笑うアナさん。
もちろん、自分のことを二の次に家族のために働いたお父さんにも、自分のお給料から恩返しをしているそうです。
チャイルド・スポンサーシップで、一人の子どもの人生を変えることで、思いやりに満ちた世界がはじまるかもしれません。
あなたも海の向こうの子どもへ、「思いやり」を届けてみませんか。
チャイルド・スポンサーシップに、ぜひご協力ください。
詳しくは下のバナーから。
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