【令和6年能登半島地震緊急支援・第8報】国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン、
nishikawaと連携し震災後初となる輪島市内仮設住宅18戸に55セットの寝具を支援

(2024.02.05)

世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局:東京都中野区、事務局長:木内真理子/WVJ)は、西川株式会社(代表取締役:菅野達志、以下「nishikawa」)と連携し、2024年2月3日、震災後初となる輪島市内の仮設住宅18戸に入居される55人の皆さまに、寝具セットを支援しました。

同仮設住宅は、輪島市内に1月31日に完成し、2月3日より18世帯55人の入居が開始されましたが、寝具セットは入居に先立ち各戸に搬入されました。WVJとnishikawaは、2016年4月に発生した熊本地震に際し、連携して物資支援を行った経験をふまえ、同年7月に「災害時における物資の供給に関する協定書」を締結しており、この協定をベースに、輪島市の要請を受けてから中2日での入居開始日に間に合う支援が可能となりました。

WVJとnishikawaは、今後も、避難生活を送られている皆さまの生活とウェルビーイング向上に少しでも貢献できるよう、連携して支援にあたってまいります。

支援内容

【寝具セット内容】

  • 敷き布団(カバー付き)
  • 掛け布団(カバー付き)
  • 毛布
  • 枕(カバー付き)

【支援セット数】55 セット

【対象】18 戸に入居される55人の皆さま

寝具セット

寝具セットの搬入、お届け

2月3日土早朝に到着した寝具セットを、18戸に搬入しました。当日最初にご入居された女性とご家族には、「あたたかいお布団でまずはゆっくりお休みください」という言葉とともに、直接お渡ししました。

最初の入居者の方、ご家族とWVJ高橋スタッフ(右)
最初の入居者の方、ご家族とWVJ高橋スタッフ(右)

また、ワールド・ビジョン・ジャパンでは、ご入居世帯のお子さま向けに、年齢別に、文房具などのプレゼントを準備し、手書きのメッセージを添えて仮設住宅にお納めしました。

2月3日の朝に寝具セットが到着
2月3日の朝に寝具セットが到着
仮設住宅に寝具セットを運びこむ輪島市防災対策課の堤さま(右)とWVJ高橋
仮設住宅に寝具セットを運びこむ輪島市防災対策課の堤さま(右)とWVJ高橋
お子さま向けに文房具などのプレゼントを年齢別の内容で準備し、手書きのメッセージを添えてお届けしました
お子さま向けに文房具などのプレゼントを年齢別の内容で準備し、手書きのメッセージを添えてお届けしました

輪島市総務部防災対策課 堤雄貴さまのコメント

「避難生活も1カ月を越える中、最初の仮設住宅が完成し、18世帯55人の皆さんにご入居いただけたことは第一歩です。その一歩を皆さまにご支援いただいた物資をお届してスタートできました。ワールド・ビジョン・ジャパンさんにお声がけいただき、西川さんにも協力いただいて、お布団を入れさせていただくことができました。入居された皆さんには、まずはゆっくり寝ていただき、そして、ご自身の生活リズムを取り戻していただければと願っています」

募金を受け付けています

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、「能登半島地震緊急支援募金」を受け付けています。ご協力をお願いいたします。
募金は、寄付金控除等の対象となります。



今すぐ募金

お電話で:フリーダイヤル 0120-465-009(受付時間 9:00~23:00)

ワールド・ビジョン・ジャパンとは

キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。
※詳細はこちら:www.worldvision.jp

ワールド・ビジョン・ジャパンの令和6年能登半島地震への対応

1月7日より石川県にスタッフを派遣し、行政や他団体と連携して子ども支援を中心に活動を行っています。主な支援内容は、避難所での子どもの居場所立ち上げ支援や心理的応急処置(PFA)アドバイス提供、子ども向けイベント実施、文具・おもちゃ・衛生用品などの子ども向け物資支援、学校・保育所・放課後学童クラブ再開のための物資支援などです。

nishikawaとは

1566年、初代・仁右衛門が近江八幡で蚊帳・生活用品販売業として創業。1887年よりふとんの販売を開始。現在は寝具メーカーとして、1984年に日本睡眠科学研究所を設立。多様な専門家と共に、良質な睡眠がどのような影響を及ぼすか解明を進め、人それぞれ異なる"明日への期待"に応える商品やサービスを提供。近年はコンディショニング・ギア[エアー]、睡眠環境改善のアドバイスを行う「ねむりの相談所®」などを展開。最新の技術を取り入れながら良質な睡眠をベースとして健康を支える「睡眠ソルーション」を提供するなど、創業458年の老舗企業でありながら常に革新を続けている。

本件に関する報道関係者からのお問合せ先

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン 広報担当:德永美能里
【電話】090-6567-9711  【Eメール】minori_tokunaga@worldvision.or.jp