入学お祝い金を贈る
「入学お祝い金」によって、中学や高校への進学時に必要となる制服や教材などの購入への経済的負担を軽減します。子どもたちが、みんなと同じような学びや体験の機会を得られるように支援します。
収入が乏しく家計が厳しいため、他の子どもたちにはある学びや体験の機会が失われ、希望する将来の道が閉ざされています。生活困窮家庭の子どもたちは、教育費や食費を切り詰める厳しい暮らしの中、みんなと同じような学びや体験をすることができず、自らの可能性を広げて、将来を切り拓く力を培うことが困難な場合があります。
※日本の相対的貧困の基準例:所得が2人世帯では約180万円以下、3人世帯では約220万円以下(参考文献:2022(令和4)年 国民生活基礎調査)
大人になっても貧困から抜け出すことができない"貧困の連鎖"が広がっています。
学びや体験の機会を失うことにより、就職の選択肢が狭まる、就業意欲が低い、就業を継続できないなどの理由で安定した収入を得られない場合もあります。
また、心身の健康を保ったり、良い人間関係を築くなどの自立して生きるための力を培うことができず、社会から孤立してしまう可能性があります。
参考文献:チャンス・フォー・チルドレン「相対的貧困とは何か?」(2019)
「入学お祝い金」によって、中学や高校への進学時に必要となる制服や教材などの購入への経済的負担を軽減します。子どもたちが、みんなと同じような学びや体験の機会を得られるように支援します。
経済的理由などにより塾に通えない子どものための無料塾で、オンライン学習機材の貸与や教材の提供を行います。ひとり一人の学力や個性を考慮した学びの環境を支援します。
放課後や長期休み中に子どもたちが安心して過ごせる居場所の運営を行います。また、能登半島地震緊急支援では、子どもたちの居場所の運営や支援物資の提供を実施します。
子ども食堂やシェルターへの支援、子どもの権利に関するイベント等を通じた啓発活動を行います。また、子ども支援団体向けに災害時の居場所づくりや心のケア等の研修を提供します。
例えば、次のような支援を届けることができます
ご支援の成果がご覧になれます。
ご協力くださった皆さまには、毎年3月頃にお届けする年次報告書の中で、
募金により行われた活動をご報告します。
※時期や状況などにより支援内容は異なる場合があります。
※寄付額は、上記金額に限定するものではなく任意です。
※寄付額が記載活動の必要を満たした場合は、他に支援を必要とする人々のために役立たせていただきます。
私たちは厳しい環境にある日本の子どもたちに寄り添う活動を続けています。地域の子ども食堂や学習支援団体等を通じた食・学びの支援に加えて、放課後や長期の休み期間中に子どもたちが安心して過ごせる居場所の運営を行っています。参加者からは、「この場所があってよかった」「思い出がたくさんできた」との声が寄せられ、必要性を実感しています。困難な環境にある子どもたちや親子にとって、安心して気軽に頼れる場所が身近にあることは、大きな支えになります。子どもたちの豊かな成長を支えるため、引き続き活動してまいります。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、2011年の東日本大震災以降、熊本地震や西日本豪雨等、日本の被災地において、子どもたちの安全な居場所の運営や、給食や学習支援等の活動を行い実績を重ねてきました。
こうした知見を活かしてコロナ禍以降は、日本国内の子ども支援団体との連携を強化し、多くの団体への助成を通じて、困窮する世帯への食の支援や学びの環境づくりをすすめています。
子どもの権利があたりまえに守られる社会の実現に向けて、取り組みを進めます。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、東京都より認定を受けた認定NPO法人のため、いただいたご支援金は寄付金控除等の対象になります。確定申告によってこの税制優遇を受けることができます。個人の確定申告では「税額控除」と「所得控除」から有利な方を選択でき、「税額控除」を選ばれると寄付金の最大40%が戻ってきます。
※一部の住民税についても寄付金控除等の対象となる場合があります。東京都と神奈川県の住民税は控除対象となっています。
※詳しくは所轄税務署や国税庁のホームページ等にてご確認ください。