教育の機会が奪われている背景
危機下での避難生活を送る家庭は、食料や薬など生きるために必要な物資の購入を優先するため、子どもの教育への支出は後回しになります。さらに、攻撃された教室は使えず、教員自身も避難して学校から離れているため、子どもたちは教育を受けることができません。
紛争などの影響下で避難を強いられている子どもたちの教育を支えます。
中東シリアをはじめ、紛争や自然災害の影響を受ける国では、避難を強いられた子どもの数が過去10年で倍増しました。危機下では多くの子どもたちが、学校に通うことができていません。
危機下での避難生活を送る家庭は、食料や薬など生きるために必要な物資の購入を優先するため、子どもの教育への支出は後回しになります。さらに、攻撃された教室は使えず、教員自身も避難して学校から離れているため、子どもたちは教育を受けることができません。
教育施設への攻撃や軍事利用の事例が増加しています。毎日、平均6棟の教育施設が攻撃を受ける、あるいは、武装勢力に占拠されており、学びの場が失われています。
(出典:Education under Attack 2022)
ワールド・ビジョンの調査では、避難民キャンプの子どもはほかの子どもと比べて、強制労働を強いられるリスクが2倍であることが分かりました。教育を奪われた子どもたちは、児童労働や児童婚、武装集団への徴用などの危険が高まります。
紛争などの危機下で影響を受けた学習環境を整え、子どもたちに通学バッグ・筆記用具などの学用品や水筒を配布します。また、学校運営や教職員の採用を支援し、中断された教育を再開できるようサポートします。
避難生活に伴い教育の空白期間のある子どもたちを対象に、学習の遅れを取り戻して、学力を向上させるための補習授業を提供します。また、子どもたちへの効果的な学習指導のための教員研修を行います。
紛争下での爆撃や身近な人を失った経験によって、子どもたちの心は深く傷ついています。研修を受けた教育関係者などが心理社会的支援を行い、子どもたちの心の回復に寄り添います。
例えば、次のような支援を届けることができます
ご支援の成果がご覧になれます。
ご協力くださった皆さまには、毎年3月頃にお届けする年次報告書の中で、
募金により行われた活動をご報告します。
※【難民支援のための募金】では、難民・国内避難民の子どもたちのための教育支援のほか、子どもの保護や保健・栄養などの分野における支援を行います。
※寄付額は、上記金額に限定するものではなく任意です。金額はあくまでも目安であり、支援内容は変更となる可能性があります。
※寄付額が記載活動の必要を満たした場合は、他に支援を必要とする人々のために役立てさせていただきます。
「爆撃で左足を失いました。通学予定の学校は破壊されていて、通うことができませんでした。ワールド・ビジョンが来て学校の修復工事を始めたときは、とってもうれしかった! 今は学校に通っています。将来は先生になりたいです」
終わりの見えない紛争や自然災害、感染症の大流行等、様々な恐怖の中で暮らす子どもたちがいます。毎月1,000円からのご寄付で、子どもたちが今、必要とする支援と将来への希望を届けることができます。
毎月の寄付をするご寄付は寄付金控除等の対象となります。
個人の所得税の寄付金控除について、「税額控除」と「所得控除」から有利な方を選択できます。「税額控除」を選択することにより、多くの個人のご支援者の皆さまに、より大きな金額の所得税の還付が受けられることとなります。
法人の皆さまからのご支援金は、一般の寄付金等の損金参入限度額とは別に、特別損金参入限度額の範囲内で損金参入をすることができます。詳細はこちら「寄付金控除等/領収証」をご覧ください。