教会との連携

世界の子どもたちの未来への祈りの輪を広げるために

ワールド・ビジョン・ジャパンは、世界の子どもたちが豊かないのちを生きることができるよう祈りに覚えていただきたいと願い、教会の皆さま向けに様々なプログラムを用意しています。

貧困や紛争地域等で暮らす子どもたちの現状をお話するための「講師派遣」や、教会学校でお使いいただける教材、グループ・教会・家族単位でご参加いただけるプログラムを用意しています。

また、世界の子どもたちの未来への祈りの思いを具体的な形で表したいと願う教会の皆さまには、チャイルド・スポンサーシップや募金によるご協力の方法も紹介しています。

募金にご協力いただいた教会の皆さまには「年次報告書」をお送りし、支援活動の内容や成果を具体的にお伝えします。また、世界の子どもたちの「今」をお伝えする、「祈りのニュースレター」や「祈りのEレター」もお届けしています。

私たちの活動は、たった1人の"祈り"から始まりました。

アメリカ人宣教師ボブ・ピアスは第二次世界大戦後に混乱を極めた中国に渡り、孤児院の前でお腹をすかせボロボロの服を着てしゃがみこむ女の子に出会いました。いてもたってもいられず、孤児院にこの子の面倒を見て欲しいと頼みましたが、孤児院はすでにいっぱいで「とても受け入れられない」と断られてしまいます。
ボブ・ピアスは祈りました。

「神の心を引き裂くものによって、私の心を引き裂いてください。...私は全ての人々に何もかもすることはできませんが、誰かに何かをすることはできます。...私ができることを示してください。」

ボブ・ピアス宣教師

そして、彼は神の愛の実行を決意し、その女の子の支援をはじめたのです。この精神に基づき設立されたワールド・ビジョンは、一人でも多くの子どもたちを救うために、今日も世界中で活動をしています。

これまで、多くの教会の皆さまの祈りに支えられて、貧困、紛争、災害等で困難な生活を強いられている子どもたちに支援を届けてきました。また、日本国内での大規模災害時には、教会の皆さまに支援活動のための連携にご協力いただいています。

講師派遣

WVJのスタッフが教会を訪問し、教会学校、中高生会、青年会、婦人会や壮年会、その他の各種集会等で、以下のテーマ等についてお話をします(オンラインでも対応します)。

・世界の子どもたちの現状と支援活動の仕組みや成果、支援地域におけるコミュニティや宗教リーダーの役割等、目的や対象、時間に合わせてプレゼンテーションをします。体験活動やグループワーク、ディスカッションも組み合わせ可能です。
・神学校を卒業したスタッフが、ワールド・ビジョンの活動内容や、活動に対する思い等を踏まえてお話をします。
・WHO(世界保健機関)等で定める正規研修を修了したスタッフが、災害時のメンタルヘルスケア、子どものための心理的応急処置(Psychological First Aid)、ストレスを抱えた子どもとのコミュニケーション等、災害に備えるための研修を行います。

教材

「国際協力理解」等ですぐにご活用いただけるワークブックやDVD、パネルを用意しています。また、カルタや紙芝居を使って楽しく世界に目を向けていただくこともできます。教会学校でご活用ください。
リンク教材

マタイチャレンジ

聖書のマタイによる福音書25章のイエス・キリストのたとえ話を基に、7日間、小さな取組みにチャレンジするプログラムです。このプログラムを通して、貧困や抑圧等の影響を受けている子どもたちの状況や思いをより身近に感じていただきたいと願っています。グループ・教会・家族単位でご参加いただけます。

募金をする

教会の皆さまは、ワールド・ビジョン・ジャパンの重要なパートナーです。個人やグループ等で、様々な方法で途上国や紛争地域等の子どもたちやコミュニティを支援してくださっています。また、チャリティーコンサートやバザーの献金先としてもお選びいただいています。

チャイルド・スポンサーシップ
チャイルド一人あたり1日150円(月々4,500円)の継続支援で子どもたちの未来が変わります。開発途上国の子どもと心のつながりを持ちながら、支援の成果を感じられる寄付プログラムです。
リンクチャイルド・スポンサーシップ

プロジェクト・サポーター
紛争や自然災害、感染症の大流行等、恐怖の中にある子どもたちに、「生きる勇気」と「未来への希望」を手にしてほしい。このような想いで始まった、月々1,000円~の継続支援プログラムです。
リンクプロジェクト・サポーター

ラブ・ローフ募金
食糧・水不足に苦しむ世界の子どもたちのための募金です。
リンクラブ・ローフ募金

国内子ども支援募金
日本の経済状況の悪化により、生活困窮している子どもたちやその世帯へ支援を届けるための募金です。
リンク国内こども支援募金

その他、世界の子どもたちの様々な困難のための募金
クリスマス募金、水と食糧支援、危機にある子どもたちの支援、難民支援、緊急人道支援、児童保護支援、その他、皆さまの祈りの思いに合わせた募金を受け付けています。
リンク募金・協力する

教会の皆さまの声

「教会学校でお話していただきました。子どもたちに分かりやすくお話していただき、メッセージがよく伝わりました。オンラインで繋がり、コロナ禍でイベントができたことは大きな励ましでした。」(蕨福音自由教会様)

「教会学校でクリスマス募金に協力するにあたり、募金の使途と成果について子どもたちにお話していただきました。クイズ等を取り入れた分かりやすいお話を通して、日本に住む自分たちが海の向こうの遠い国の子どもたちに対して何ができるだろうか、と考えてもらうきっかけになりました。見学していた教師たちにとって、非常によい学びになりました。」(日本基督教団逗子教会様)

「ワールド・ビジョンの働きを知った方の熱い思いからサポートを開始しました。教会全体でその思いを共有しサポートを継続しています。子どもたちの成長、子どもたちが住む地域全体の教育・保健衛生・水資源開発・ 経済開発・農業等、継続的支援のためにサポートできること感謝です。手紙や報告から見える、それぞれの環境の中で頑張っている子どもたちが続けて勉強できますよう願います。」(日本福音キリスト教会連合横浜緑園キリスト教会様)

「教会で5人のチャイルドを支援しています。朝と夜の集会で、支援の内容や仕組み、成果をお話していただきました。加速する貧困によって困難な状況に置かれている世界の子どもたちのためにできることは何かを改めて考えるきっかけになりましたし、世界規模の課題に立ち向かうためには、文化や宗教の垣根を超えた協働が必要であることがよく分かりました。」(東京フリー・メソジスト小金井教会様)

「チャイルド・スポンサーになり14年が経ちました(2020年現在)。イエス様が私たちの救い主となられたように、厳しい環境の中でも一生懸命生きようとしているチャイルドの支援を通して、イエス様の愛を注げる喜びを感じています。」(北海道在住、船渡川様ご一家)

「就職して数年がたって経済的に自立できたとき、日本で特別な不自由もなく育った自分には、お金という賜物とそれを用いる責任が与えられていると思うようになりました。やがて、その責任を全うするべくチャイルド・スポンサーになり、最初に届いたのは、今にも泣きだしそうな顔をした小さな男の子の写真。毎年届く手紙や写真から、そんな男の子が立派に成長していく姿を見ることができ、一つの尊い命が守られていることを感じます。チャイルドとその家族、地域の方々の健康と幸せを祈っています。」(東京都在住、キリスト教系出版社勤務、佐藤様)

「1996年に教会に赴任したとき、かつては1,000人いた礼拝出席者は100人あまりに減っていました。私は、この事実に恐れをいただき、祈りの中で神様の助けを求めました。『あなたに払い戻すことのできない人々をあなたが祝福するなら、私はあなたを祝福しよう』。祈りの中で、神様がこう私に語り掛けておられることを感じた私は、ワールド・ビジョンを通して、最も弱い子どもたちの支援を始めました。困難を抱えている地域や世界の方々に手を差し伸べることは、私たち教会にとって、イエス・キリストを愛し、その教えに従うことです。」(バンクーバー・テンス教会主任牧師、ワールド・ビジョン・カナダ理事、ケン・シゲマツ牧師)

講師派遣・教材貸し出しの問い合わせ・申込方法について

「お問い合わせ」フォームよりまずはお気軽にお問い合わせください。その際、「お問い合わせ内容」に「教会担当へ」と書き添えください。また、講師派遣の場合は、希望日時、対象、人数もお書きください。
②講師派遣に関する打ち合わせ:教会担当者とメールまたは電話、ZOOM等で詳細を打ち合わせいたします。
*ご希望の1カ月前までには予約をお願いいたします。
*日時によってはお受けできない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

募金に関する問い合わせについて

上記「お問い合わせ」フォームよりお問い合わせください。

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