カンボジア、ポニャー・ルウ地域の支援が終了を迎えました

(2020.10.05)

チャイルド・スポンサーシップを通して2006年からご支援いただいてきたカンボジアのポニャー・ルウ地域開発プログラムは、当初の計画を達成し、2020年9月末日をもってプログラム終了を迎えました。

皆さまのご支援により、地域が変わり、子どもたちが「豊かないのち」を生きられるようになりました。
心からの感謝とともに、地域での活動をご報告いたします。

教育:保護者が教育の意義を理解し、教育水準があがりました!

支援当初から多くの子どもたちが小学校に入学していましたが、教育の意義を理解していない親が多く、家事の手伝いや兄弟の面倒を見るために、小学校を中途退学する子どもが少なくありませんでした。教員の給与が低く、生活のために副業を行っていたため、教育の質も低くなっていました。

支援を通じ、教員へは教材開発、教授法、学校運営委員会の運営などに関する研修を、保護者には教育の大切さを啓発する活動(入学促進キャンペーン、読書の日キャンペーンなど)を行いました。また学校の建設・修繕を通じ、教育環境の整備を行ってきました。

2020年の調査では、ポニャー・ルウ郡全体の就学率が87%に対し、支援を行ってきた小学校10校の就学率は94%と同郡内でも教育水準が高くなり、地域の子どもたちの学習環境は改善されました。

学校の設備が整い、より良い環境で学習できています
学校の設備が整い、より良い環境で学習できています

保健・栄養改善:子どもたちが健康に成長できています!

地域の多くの家庭が貧しく、子どもの健康や衛生に関する知識に乏しかったため、子どもたちは栄養不良(低体重)に陥っていました。地域の保健センターは人々が住んでいる場所から遠く離れており、道路状況も悪かったため、夜間や雨期に保健センターに行くのは困難な状況でした。

支援を通じ、適切な妊産婦のケアと、保護者の育児に関する知識を向上させるため、助産師や村落保健支援グループ(コミュニティ・ヘルス・ワーカー)を対象に研修を行いました。また、家庭訪問や栄養価の高い食事の作り方に関する研修を行いました。

保健センターの建設や道路の整備、保健への啓発活動により、定期健診や予防接種のために、地域住民が保健センターをより頻繁に訪れるようになりました。今では、2歳未満児のうち91%が三種混合とはしかの予防接種を受けています。

支援地域で産前受診を受けた妊婦の割合

支援地域から感謝の動画メッセージが届いています!

支援を受けたチャイルドの声

支援を受ける前、父はよく酒を飲み、家族に暴力をふるっていました。小学校も遠かったので、私も含め村の子どもたちは6歳になっても小学校に入れませんでした。

2009年にチャイルドとして登録され、ライフ・スキルや情報技術を学びました。父は支援を通じ、家族に暴力を振るうこともなくなり、今では家族仲良く暮らすことができています。

あんなに暗かった私の人生が、ご支援のおかげで変わり、高校を卒業できました。私の人生を豊かなものにしてくださったスポンサーの皆さまに心から感謝します。

プノンペンの大学で学ぶディムさん(18歳) 「支援を通して学んだ映像技術について勉強しています。将来は、ビデオ編集の仕事をするのが夢です」

プノンペンの大学で学ぶディムさん(18歳)「支援を通して学んだ映像技術について勉強しています。将来は、ビデオ編集の仕事をするのが夢です」

リンク さらに詳しくポニャー・ルウ地域開発プログラム終了報告書を読むにはこちらpdfアイコン

リンク
カンボジア:子どもたちはこんな支援地域で暮らしています

関連ページ


ページトップアイコン ポニャー・ルウ地域の支援が終了を迎えました のページのトップに戻る