- 無事に出産した男の子を抱くアムリタさん(24歳)
大地震で、多くの医療施設も破壊されました。ネパールの首都カトマンズの北西に位置するガンダキ県ゴルカ郡にある産院も地震の影響で使えなくなり、地震直後は、テントで診療を行いました。
間もなくして、建物の入り口近くの小さい部屋で診療を行うようになりましたが、「小さな部屋の壁にはひびも入っていたし、診察も分娩も同じ場所でしていて、誰も診察を受けたくないような環境でした」と補助助産師のスニタさんは言います。
ワールド・ビジョンは、このような産院、医療施設の修復、建設支援を行うとともに、地震で使えなくなってしまった医療器具や、次の災害に備えた太陽光発電の設備も支援しています。
地震で壊れてしまったゴルカの産院で産前健診を受けていた
アムリタさん(24歳)も、修復が終わり、診察室と分娩室が別々に整えられた産院で、第二子の男の子を無事に出産することができました。