ネパール大地震:緊急支援を始動 募金への協力をお願いしています

(2015.4.26)

日本人スタッフの派遣も調整中

4月25日にネパールで発生した大地震による死者が2,000人を超え、負傷者も4,700人に上る中、国際NGOワールド・ビジョン(WV)は、現地で緊急支援を始動し、世界規模で募金への協力を呼びかけています。

被害の規模や現地のニーズを確認する調査を実施。寝袋、バケツ、衛生キット、蚊帳等の緊急支援物資のほか、安全な水の提供、仮設住居、子どもの保護、教育等の分野を初期支援の重点分野に定め、10,000世帯(50,000人)を対象とした支援策を決定しました。現在、日本人スタッフの派遣を調整中です


地震で倒壊した建物
地震で倒壊した建物(カトマンズにてスタッフが撮影)

迅速かつ確実に支援を届けます

「今夜は、私の家に30人が集まる予定です。うちの敷地には少し開けた場所があり、余震による家の倒壊を心配せずに眠ることができるからです。でも、問題はこの寒さです。私は、子どもたちを少しでも寒さから守るため、車で眠らせるつもりです」と話すのはWVのスタッフであり、被災者の一人でもある、アリーナです。

80年に一度という大地震の被災者は、460万人に上ると推定されています。WVは、隣国のインドバングラデシュ等から緊急支援の専門スタッフを集め、迅速かつ確実に支援を届ける計画です。


※緊急人道支援募金にぜひご協力ください※

世界の子どもたちのための募金



建物の倒壊を逃れ、町の広場にうずくまる子どもたち。余震の恐怖から、夜になっても建物に入る人はいないという
建物の倒壊を逃れ、町の広場にうずくまる子どもたち。余震の恐怖から、夜になっても建物に入る人はいないとい