(2019.04.25)
2019年4月13日(土)、ボランティアの皆さまの日頃のお働きへの心からの感謝を込めて、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)事務所にて感謝会を開催しました。31名のボランティア・ご家族の皆さまと、スタッフ・家族合わせて約80名が参加し、賑やかで楽しく、心温まるひと時となりました。
一年間の活動をふりかえるとともに、今回は、今後数年間に渡って続くチャイルド・スポンサーシップの複数の支援地域における支援卒業にフォーカス。卒業を迎える現地状況をご報告し、チャイルドからの最後の手紙(Farewell Letter)の翻訳やチャイルド・スポンサーへのご案内の発送など、ボランティアの皆さまのご協力が欠かせないことをお伝えする機会をもちました。
スタッフにとっても、皆さまのお働きをより具体的に知り、ボランティア活動への思いを直接お聞きする貴重な機会となりました。
現地のコーヒーやお茶、スタッフ手作りの軽食やスイーツでティータイム。会話も弾みます
ボランティア感謝会に引き続き、在宅翻訳ボランティア交流会を行い9名の方に参加いただきました。
<グループ交流>
2グループに分かれ、テーマを決めて交流の時をもちました。「楽しくより良い翻訳をする(続ける)ために」というテーマに対しては、
・ 声に出して読んでみて、手紙としておかしくないか、翻訳のチェックをする
・ 集中できる時間に、時間を決めて翻訳する
など色々な工夫があげられました。
また、"I go to school regularly." "I like it." "Thank you." などの簡単な英文についても、チャイルドの年齢に応じた訳し方を心がけていることなどがシェアされ、皆さまの翻訳への熱い思いを感じた交流の時でした
<事例:エチオピアのチャイルドの手紙には、変化が見られました>
以前、エチオピアからの手紙は、10代後半のチャイルドでも口述筆記のものが多く、「なぜ、チャイルド自身が書かないのか」とチャイルド・スポンサーからお問い合わせをいただくこともありました。そこで、WVJスタッフが現地に出張した際に現地スタッフと話し合った結果、自筆の手紙が増え、手紙の内容にも変化が見られました。
左)Before: チャイルド(19才)の口述筆記の手紙
<右図赤枠英文>
Drawing and speaking is taken from the child.
Written by volunteer XXXX. Translated by Sisay
右)After:チャイルド(14才)の自筆の手紙
チャイルドが、スポンサーが送った写真について、個人的な感想を書き、
手紙交流のキャッチボールがみられます
<右図赤枠英文>
I am so happy on your family photo. You have a beautiful daughtor. The flower which I saw in photo made me happy.......