ボランティア感謝会&交流会の開催報告

(2017.05.30)

ボランティア感謝会を開催しました

2017年4月15日(土)、ボランティアの皆さまの日頃のお働きへの心からの感謝を込めて、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)事務所にて感謝会を開催しました。ご家族を含む34名の皆さまと、スタッフや家族など総勢89名が参加し、1年の歩みをふり返り、支援地域の子どもたちに思いを馳せ、交流するひと時をもちました。

支援事業部スタッフによる南スーダン活動報告:「紛争の影響下にある子どもたちに対する教育支援」について、写真や現地スタッフのエピソードを交え報告されました
支援事業部スタッフによる南スーダン活動報告:
「紛争の影響下にある子どもたちに対する教育支援」について、写真や現地スタッフのエピソードを交え報告されました
スタッフ手作りのお菓子や軽食で歓談
スタッフ手作りのお菓子や軽食で歓談
恒例の感謝ソング「何かはきっとできる」を皆さんとスタッフで大合唱
恒例の感謝ソング「何かはきっとできる」を皆さんとスタッフで大合唱
最後も笑顔で。これからもともに歩んでまいりましょう!
最後も笑顔で。これからもともに歩んでまいりましょう!

在宅ボランティア交流会を開催しました

ボランティア感謝会に引続き、在宅翻訳ボランティア交流会を行ないました。
遠くは奈良から、またT'sルームからのダウンロード・翻訳確認業務担当の事務所ボランティアの方も1名加わり、9名が参加くださいました。

<アンケートから>

  • 手紙のやりとりをするという観点だけでも、どれだけ多くの人の手を必要としているのか、理解を深めることができました。
  • ボランティアを始めた頃は何も分からず、多くの先輩方に助けていただきました。若い方にも、交流会に参加いただきたいと願っています。
  • 短時間の中で、皆さんの喜びを知ることができました。また工夫されていることは取り入れさせていただきたいことばかりでした。
  • 地道にこつこつ細々と在ぼを継続して行き、また皆さんと、お会いできる機会を楽しみにしたいです・・・思い切って参加してよかったです。
ボランティア室で
ボランティア室で

<2グループに分かれての交流の時>

1)翻訳をしているときに工夫していることは?

・フォーマットを作る
・同じ単語が何度も出てきたときはニュアンスを変える
・男/女は、最初にリストに赤でチェックする
・年齢に合う言葉遣いにする
・夫婦で音読しながらダブルチェックをする
・国別で単語帳を作る

2)翻訳をしていて楽しいと思うこと
・現地の子どもたちが書いたものを読むことができる
・その国の独特な状況が伝わってくる
・学校での様子が伝わってくること
・絵などから子どもたちの様子が伝わってくること

2グループに分かれて意見交換の時を持ちました
2グループに分かれて意見交換の時を持ちました

<ケニア・タンザニア活動報告>

ケニア・タンザニアの支援地域を訪問したスタッフより、現地の状況、子どもたちの様子、手紙の流れなどについて報告しました。

ケニア・タンザニアのチャイルドは現在約6,000人おり、多くの手書きの手紙翻訳をT'sルームでお願いしています。

スポンサーからの手紙はナショナル・オフィス(NO)に送られ、右下の図のような流れでボランティアの手を経てチャイルドへ渡され、さらに逆の流れでチャイルドからの手紙がWVJへ返事が届けられます。


ケニアの民族の布を羽織って、タンザニア・ケニアの活動報告をするスタッフ
ケニアの民族の布を羽織って、タンザニア・ケニアの活動報告をするスタッフ

現地のボランティアは、手紙業務のほか、チャイルドのモニタリングや、成長報告の作成補助などを行ないます。

ボランティアになれる条件は、
・ チャイルドと同じコミュニティに住んでいること、
・ 12年間の12年間の教育を修了していること(読み書きができること)、
・ 児童虐待の履歴がないこと、
・ 村のリーダーから推薦があること   です。

タンザニアの手紙のプロセス(2016年)
タンザニアの手紙のプロセス(2016年)

ケニア イララマタクADPの様子:

住民の95%がマサイ族で、95%の保護者が学校に言ったことがないため非識字です。イララマタクでは、農業・養蜂などを行っている家庭もあるが、家畜の放牧がまだ一般的な生計手段です
住民の95%がマサイ族で、95%の保護者が学校に言ったことがないため非識字です。イララマタクでは、農業・養蜂などを行っている家庭もあるが、家畜の放牧がまだ一般的な生計手段です
最寄の町からADPまでの道に普通に野生動物がいます
最寄の町からADPまでの道には、キリンなど日本では動物園でしか見ないような野生動物が生息しています
家は牛糞と泥でできた小屋が一般的です。電気はなく、家の中は真っ暗で、小さな明かり窓からの光です
家は牛糞と泥でできた小屋が一般的です。電気はなく、家の中は真っ暗でです。小さな窓からの光が唯一の灯りです
お忙しい中をご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
これからも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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