(2023.03.07)
3月3日(金)、4日(土)、インドネシアの東ヌサトゥンガラ州東マンガライ県にて、三菱自動車STEP募金および三菱自動車工業株式会社のご支援により建設された小学校校舎の開校式が行われました。2つの村にある小学校2校にそれぞれ1校舎ずつご支援をいただきました。
式典には、児童や教師、保護者、コミュニティ関係者のほか、ワールド・ビジョン・ジャパンとワールド・ビジョンのインドネシア事務所であるワハナ・ビシ・インドネシアからスタッフが出席しました。来賓として、小学校が所属するカトリック教区リーダーや東マンガライの行政地区リーダーをお迎えし、新しい校舎の完成をお祝いするとともに、子どもたちの学習環境の改善につながる支援を喜びました。式典は、新型コロナウイルス感染予防に留意し実施しました。
開校式にあたり、カトリック教区リーダーや地区リーダーからは、安全な校舎や図書を備えた子どもにやさしい学習環境の整備(チャイルド・フレンドリー・スクール)、防災に配慮した校舎を提供いただいたことへの感謝とともに、教育の重要性について触れ、今後も小学校を適切に維持管理していくことが述べられました。
式典に出席したミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア CFOの花岡英樹さまは「三菱自動車はインドネシアの皆さまに支えられ、自動車の生産・販売を営んでまいりました。私たちの支援が、小学校新校舎の建築の一助となった事は喜びであると共に誇りでもあります。子どもたちがこの校舎で沢山の事を経験し、インドネシアの発展を担って行く事を願ってやみません」と述べました。
ご支援により、校舎の老朽化や教室の不足が課題だったそれぞれの地域の小学校で校舎を増設いただきました。勉強に適した安全で快適な環境が整い、子どもたちがより集中して勉強に励むことができます。これにより読み書きの基礎的な識字率向上、総合的読解力の向上を目指します。今後は、学校運営委員会が校舎の維持管理をし、児童、教師たちが大事に使い続けます。
