(2019.04.17)
3月26日(火)、フィリピンのサマール州サンタリタ市カマイシ小学校にて、三菱自動車STEP募金(三菱自動車グループ社員有志による募金) および三菱自動車工業株式会社のご支援により建設された校舎の開校式が行われました。小学校はチャイルド・スポンサーシップによるサマール地域開発プログラム(以下サマールADP)地域にあります。
式典には、児童、先生、親、コミュニティ関係者、三菱自動車工業関係者、WVJとWVのフィリピン事務所であるワールド・ビジョン・ディベロップメント・ファウンデーション(以下WVDF)からスタッフが出席しました。フィリピン教育省学校部門監督、サンタリタ市およびバランガイ関係者など来賓をお迎えし、児童含め約200名が新校舎の開校をお祝いしました。
開校式にあたり、カマイシ小学校のチェリル・オセニア校長は「3年前から教室が足りず、台風の被害もあり新しい教室の建設をずっと待っていました。三菱自動車工業株式会社様とワールド・ビジョンによる校舎建設を大変うれしく、光栄に思います。これから校舎を大事に使い、建物と機能を維持します。子どもたちの教育に役立つご支援を本当にありがとうございます」と感謝を述べました。
式典に出席したミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(以下MMPC)の丸山副社長は「新校舎の建設おめでとうございます。カマイシ小学校の子どもたちが快適な環境で学べるようになり、この地域をさらに発展させていくことを願っております。三菱自動車はフィリピンの皆さまに支えられ事業を続けてまいりました。経済への貢献だけでなく、今後も地域に求められる社会貢献活動に取り組んでいきます」と述べました。
新しい校舎が建設されたことにより、これまで2つの学年が1つの教室で勉強していた状況が改善されました。今後は3年生21人がこの校舎を使って勉強する予定です。勉強に適した快適な環境が整い、子どもたちがより集中して勉強に励むことができます。今後は、学校運営委員会が校舎の維持管理をし、児童、先生たちが大事に使い続けます。
支援を記念したプレートを除幕するMMPC丸山副社長と教育省学校部門監督のマリザ氏(左)
窓や電気設備も整った明るく快適な新校舎の教室
式典では代表の児童たちによる歓迎の踊りが披露されました