【インドネシア地震から1カ月】まだ数千人の子どもたちが支援を必要としています

(2018.10.26)

避難所で日々を過ごしている子どもたち

井戸が破壊され、水が汚染されています

大きな地震と津波がインドネシア・スラウェシ島を襲ってから約1カ月。22万人が家を追われ、11万人以上の人々(そのほとんどが子どもたち)が避難所での生活を余儀なくされており、緊急支援を必要としています。

「井戸が破壊されたことで水源が汚染されており、水を媒介とした感染症のリスクが高まっています」ワールド・ビジョン・インドネシアの保健栄養スペシャリストのラシュマット・シトンプルは話します。

これから始まるモンスーンの季節に備えて、避難所の生活環境を改善・強化する必要があります。家が破壊されてしまった何万人もの人々にとって、安全な場所が今はありません。

子どもが安全に、安心して過ごせる場所を運営しています

ワールド・ビジョンは以前から現地で活動しており、長い間、現地政府と良いパートナー関係を築いていたおかげで、災害後すぐに支援活動を開始することができました。地震と津波の被害を目の当たりにした子どもたちが抱えている心的な傷やストレスを和らげるための「チャイルド・フレンドリー・スペース」を各所で運営しています。そこでは安全に、安心して、子どもらしく学んだり遊ぶことができます。

また、乳幼児のためのスペースでは、5歳未満の子どもや妊娠中、授乳中の女性に適切な栄養を届けています。災害用に備蓄していた数千もの衛生キット、毛布、マット等を最も必要としている人に配布することができました。

数字で見るこれまでの支援

インドネシア地震 緊急支援募金へのご協力をお願いします

大地震で、一瞬にしてすべてを失った人々のための募金に、ご協力ください。

※インドネシア地震 緊急支援募金の受付は終了しました。(2019.02.15加筆)

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