ミャンマーの子どもたちに迫る現実|クリスマスまでに、あと3000人の子どもを救いたい

(2018.10.25)

体より大きなリアカーを押すキンちゃん(10歳)生きのびるため、一日中売れるゴミを拾い集める

厳しい貧困の中で
今を生きのびるために
大好きだった学校をやめてしまう子どもたち

生活費を稼ぐために働く子どもたち

彼らは声を揃えて言う

「本当は、学校が大好きだった」
「本当は、こんな夢を持っていた」

子どもたちの夢が消えてしまう前に

この子を救う。未来を救う。

キンちゃんの日常

キンちゃん(10歳)は小さく痩せた体でリヤカーを押し、道端に落ちているゴミを拾って生活しています。雨季、この地域は一日中雨が降り続きます。雨からキンちゃんを守るものは帽子一つ。裸足で、暗くなるまで仕事を続けます。ゴミが集まらないと、その日の食事はありません。

毎日暗くなるまで裸足で歩くキンちゃん親子。雨季、雨から守るものは帽子だけ

生まれ故郷からより良い生活を求めて移り住んだ都会でも、両親は仕事が得られず、スラムでようやく棲家を見つけました。

生活排水が流れ込み、悪臭漂う真っ黒い溜池の上に建った家。この場所でさえ支払いに困窮するほどの家賃がかかり、家族を苦しめています。

お金がなくごはんが食べられない日もある。キンちゃんの体は10歳に見えないほど小さく細い

ミンくんの日常

ミンくん(11歳)、夜中まで営業している屋台が立ち並ぶ一角が彼の仕事場です。お昼過ぎに仕込みをはじめ、休むことなく深夜まで12 時間労働。オーナーに叱られることも、酔っぱらいに絡まれることもあります。一生懸命働いても家族の食費と家賃には足りません。

ミンくんの弟は生まれた時から耳が聞こえない障害を持っています。この地域では栄養が足りず、体に障害を持ってしまう子どもが多いと言います。ミンくんの体も、栄養が足りず痩せ細っています。

家族の生活費を稼ぐため、夜中まで屋台で働くミンくん(11歳)
スラムに建つ小さな家に8人で住む
病気がちのおばあちゃんもお手伝いさんとして働くが家族が食べていくには足りない
将来の夢は「医者になっておばあちゃんの病気を治したい」

キンちゃんとミンくんのストーリーを動画でご覧ください

「この子を救う」ことから始まったチャイルド・スポンサーシップ

チャイルド・スポンサーシップは、ワールド・ビジョンの創始者、ボブ・ピアスが、第2 次世界大戦後、混乱が残る中国で、貧困で今日を生き延びることもままならない1 人の女の子に出会い、「この子」を救おう、と施設に月々の送金を約束して女の子を託したことから始まりました。

一人で"何もかも" はできません。
でも、誰かが「この子」を救おうと
"何か" を始めることから「未来」は変わっていきます。
ご支援くださる一人ひとりの力が集まって、
今この瞬間も、「未来」は変えられています。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、さらに多くの子どもたちを救うため、「この子を救う。未来を救う。」キャンペーンをクリスマスまで行っています。

応援をどうぞよろしくお願いいたします!


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