(2015.08.31)
ワールド・ビジョン・ジャパンは、チャイルド・スポンサーを対象に地域の活動を視察し、チャイルドに会っていただける支援地訪問ツアーを、年に2~3回企画しています。
今年の夏はインド!
2015年8月1日(土)~8月9日(日)、10名のチャイルド・スポンサーの皆さんとスタッフ2名でプドゥコッタイ地域開発プログラム(以下、ADP)とキラユADPを訪問し、チャイルドとの交流やプロジェクトの視察を行いました。
インドでの支援地域について詳しくはこちら
今回は参加者全員が成田空港で初めての顔合わせでしたが、すぐに和気あいあいとお話をされていらっしゃいました。「チームインド2015」の結成です。
この後、「チームインド2015」のメンバーでたくさんの集合写真を撮影することになります。成田空港で飛行機に乗る直前に、記念すべき1枚目をパシャリ!
成田空港から約9時間、インドの首都であるデリーに到着。そこから国内線に乗り換え、南部のチェンナイへ向かいました。
チェンナイのホテルで1泊して、さらにまた飛行機でティルチへ移動、そこからバスに乗り換え、ようやく5日間宿泊するタンジャブールのホテルに到着しました。
支援地域へは、さらに車で数時間の旅となります。舗装されていないデコボコ道を覚悟していましたが、予想よりもアスファルトの道が多い印象を受けました。数年前にインドに来たことがある参加者の方が「以前より舗装された道路がかなり増えている!」と驚かれるほどでした。
プドゥコッタイADPでは2名、キラユADPでは4名のチャイルド・スポンサーの皆さんが、ご自身のチャイルドと対面を果たしました。
家族と一緒にADP事務所に来ていたチャイルドは、とびきりのおめかしをしつつ、緊張した表情でした。すぐに輝くような笑顔を見せてくれる子、少しずつ緊張がとけてくる子など、それぞれ個性的でした。「はるばる日本から我が子に会いに来てくれた!」と、チャイルドのご家族も本当に嬉しそうな笑顔で迎えてくれていたのが印象的でした。やっと会えた嬉しさで、涙ぐんでしまうチャイルド・スポンサーの方もいらっしゃいました。
ツアー中、支援地訪問は4日間ありますが、チャイルドと会って交流できる時間は限られています。ご飯を一緒に食べたり、ボールで遊んだりするうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいます。その時間を惜しむように、それぞれのチャイルド・スポンサーの皆さんはチャイルドへの思いを伝えていらっしゃいました。
日本に国際電話をかけて、ツアーに参加できなかったご家族とチャイルドが交流できる機会を持っていらっしゃった方も!「そんな方法もあったか!」と、日本から同行したスタッフも目から鱗が落ちる思いでした。