エチオピアからチャイルド・ストーリーが届きました!

(2018.01.23)

チャイルド・スポンサーシップを通して支援を受けている、子どもたちやその家族の様子をご紹介します。

学ぶのはいつからでも遅くない。読解力が上がり、成績も向上しました!


エチオピアは、アフリカの北東部に位置する内陸国。アムハラ族、オロモ族など約80の民族が暮らし、公用語はアムハラ語。主産業は農業ですが、慢性的に食料が不足しています。

デラ地域開発プログラム(ADP)では、2017年だけで40の読書キャンプ*が設置され、1,520人の子どもたちの能力向上に役立てられました。小学校にも新しく図書室が設けられて子どもたちが本に接する機会が増え、以前に比べ読書に親しむ姿勢が育まれています。

(*読書キャンプ:子どもたちの読み書き能力を伸ばすための課外活動)

「学年が上がっても、ほとんどの生徒の読む力は低いレベルのままでした。いろいろな本を読んでそこから知識を得るのは、私たちにとって難しいことでした。読解力が低かったのです」

こう話すのは、アレムネシュちゃん(15歳)です。



読書キャンプでほかの生徒たちと一緒に学んでいるアレムネシュちゃん(15歳、立っている女の子)

「読み書き能力向上プログラムが村で導入され、変化が生まれ始めました。読書キャンプができ、いろいろな読み物に触れることができるようになりました。

今では、週末になるといつも読書キャンプに出かけます。ボランティアが様々な教材を用意してくれて、わからないところがあれば質問に答えてくれます。おかげで、私たちはこれまでよりも教科書や参考書を読んでよく理解できるようになり、成績も良くなりました!


デラADPでは、水・衛生環境の改善や、子どもの保護についての研修も行っています。地域の状況を少しでも改善して、子どもたちが本来持っている可能性を伸ばすため、これからも活動を続けていきます。


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「以前は学校では安全な水が飲めませんでしたが、今は浅井戸の水があります。学校で衛生クラブも活動を始めました」(ムルちゃん、14歳)


デラADPのスタッフと地域の子どもたち

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