エチオピアの難民キャンプで、希望を取り戻している子どもたち

(2017.06.06)


内戦の影響で南スーダンからエチオピアに逃れて避難生活を送る子どもたち4,650人が、皆さまのご支援により、学校に通い勉強を続けることができました。教育が、子どもたちの生きる希望になっています。

避勉強できるようになった今、私は、医者になりたい!


エチオピアのクレ難民キャンプで暮らす女の子、ニャウェッチちゃん (14 歳)。
家族と一緒に6 日間歩き続け、エチオピアまで逃れてきました。南スーダンで
の生活から環境が大きく変わった今の心境を次のように話してくれました。

「南スーダンにいたときは、パイロットになりたいと思っていました。でも、再び勉強できるようになった今は、医者になりたいと思っています。人のために働いて、命を救いたいからです。今は、学校が2 部制になっていて、一番暑い午後
に通学しなければいけないことや、南スーダンの授業科目と少し違うなど、色々
な困難がありますが、医者になるために勉強を続け、いつか家族と一緒に平和
になった祖国に戻りたいです
クレ難民キャンプで暮らすニャウェッチちゃん

まだ、学校に通うことができない子どもたち

現在、南スーダンは、紛争の影響により約160万人の人々が国外に逃れて避難生活を送っています。避難生活を送る人々の半分以上は子どもたちで、その多くはまだ学校に通うことができていません。

ワールド・ビジョン・ジャパンは、紛争の影響下にある南スーダンやシリアの子どもたちのために教育支援を行っています。あなたのご支援が、子どもたちの命を救い、未来を拓く力になります。ぜひご協力ください。

支援で難民キャンプ内に建設した小学校の校舎
校舎での授業の様子
授業を受ける子どもたち
【子どもたちの未来のために、ぜひ難民支援募金にご協力ください】

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