(2020.08.20)
日本に住む子どもたちに世界の現状を知って欲しいと願い、小学生を対象に毎年開催しているワールド・ビジョン・サマースクール。今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に鑑み、初のオンライン開催となりました。8月18日(火)の当日は、約170名の子どもたちに参加いただき、クイズ等を通じて世界の現状と課題を学び、課題解決のために自分ができることを考えました。
前半は、「世界中に子どもは何人いる?」「貧困に苦しむ子どもは何人?」等のクイズを通じて、世界の現状を勉強しました。
今回はオンライン会議システムのzoomを利用しましたが、参加者が自由に書き込めるチャットボックスには自発的に次々とクイズの回答が書き込まれ、正解が発表されるたびに「かわいそう」「なるほど」等たくさんのコメントが投稿されました。続いて紹介した、きれいな水が手に入らないケニアの女の子の動画にも、その過酷な状況を嘆く感想が数多く寄せられました。
数字や動画を通じて世界の子どもたちの置かれた現状を知った子どもたちでしたが、後半は、そのような現状に対して「自分ができることは何か」ということを考えました。
一緒に参加した保護者やきょうだいと一緒に考えたり、1人でじっくり考えたりと、それぞれに世界の問題を自分ごとに置き換える子どもたち。発表タイムでもたくさん手が上がり、「節電して発電を少なくして温暖化を止める(4年生)」「水を出しっぱなしにしない(1年生)」「学校に行けない人がいることを家族や友達に伝える!!(6年生)」「募金や救援米活動に取り組む(4年生)」等、考えたことを力強く発表してくれました。
【保護者の方々から寄せられた感想(一部)】
・サマースクール、一生懸命見て考えていました。資料を頂いたら、新学期に学校で発表したいそうです。ありがとうございました。
・本日のサマースクールに参加し、子ども達の視野が広がってくれたようです。色褪せないうちに何か行動にうつし、またワークブックを手元に置いて復習させたいと思います。
・夏休みのイベントが中止で残念でしたが、オンラインで開催してくださって本当によかったです。ありがとうございました!
こちらから、当日の様子をご覧いただけます。参加できなかった方、復習したい方、是非ご活用ください!