(2018.11.17)
11月20日の「世界子どもの日」に先がけ、困難な状況にある子どもたちのために募金箱を作る親子ワークショップを、11月17日(土)に東京・表参道で開催しました。保護者と子どもたち、総勢50名がワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の「グローバル教育サポーター」に就任されたばかりのプロゴルファーの東尾理子さんとともに途上国の子どもたちについて考え、アクションにつながる募金箱を作成しました。
WVJの「グローバル教育サポーター」に就任されたプロゴルファーの東尾理子さんが、就任後初めての子ども向けイベントで、飢餓に苦しむソマリアの子どもたち、サワちゃんとハムくんの話をご紹介くださいました。
干ばつにより食べ物や水が不足し、子どもたちが極度の栄養失調に陥っていることを知った子どもたちから、「かわいそう」や「たすけてあげたい」と声が上がりました。
そのような子どもたちの反応に対して、東尾さんは「本当にそうだね」と、子どもたちとともにソマリアの子どもたちに想いを寄せました。
12月1~24日までの間、毎日、小窓を開けるたびに"喜び(お菓子など)がもらえる"仕組みになっているのが通常の「アドベントカレンダー」。
この日、子どもたちが作ったのは「アドベントカレンダー募金箱」。小窓を開けるごとに硬貨を入れる仕様となっており、募金を通じて世界の子どもたちに"喜びを贈る"仕組みになっています。
今年で3年目となる「アドベントカレンダー募金箱」は塗り絵バージョンが初登場。世界で1つだけのオリジナル「アドベントカレンダー募金箱」を子どもたちが一生懸命つくりました。
・「色をぬったりシールをはったりして、たのしかった」
・「つくったり、くみたてたり、たのしかった」
・「ソマリアのこまっているひとたちを、もっとたすけたい」
2018年11月1日よりWVJの「グローバル教育サポーター」に就任した東尾理子さんが、就任への想いと意気込みを話しました。
「3人の子どもを持つ母親となり、自分の子どもだけでなく、子どもたちみんなが可愛いと感じるようになりました。子どもは両親2人だけで育てるものではなく、学校や社会、地域、国全体で育てていくべきと思う。世界には、日本にいては分からないほどの貧困の状況があると知って、子どもたちと一緒に意識することが世界を変えていくと思った。今回いただいた、この役割を全うしたい」
また、昨年アドベントカレンダー募金箱をご自身のお子さんと一緒に体験くださった感想も聞かせてくださいました。
「息子にとって初めての経験でした。はじめは穴をあけるのが楽しい、という様子だったが、穴をあけるたびに世界の子どもについて会話ができた。我が家では、自分の大切なものを分け合う、ということを大切にしている。息子は楽しんでいたが、途上国について会話をするきっかけは普段なかなかないので、感謝しています」
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多くの方にお申込みいただき、ありがとうございました!