2013.10.10
今年もワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、「STAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ・テイク・アクション)」に参加しました。このキャンペーンは、貧困解決を求める意思を、「立ち上がり」(STAND UP)、身近なところから「行動する」(TAKE ACTION)ことを呼びかけるもので、10月17日の世界貧困デー前後に世界中で実施されています。
WVJでは2006年以降、毎年「スタンド・アップ・テイク・アクション」に参加しています。今年もWVの新しい年度の初日である10月1日に、スタッフ全員がWVJ事務所で途上国の貧困撲滅のために立ち上がりました。スタッフ全員で、貧困をなくしていくためにそれぞれの働きを進めていくことを決意する機会となりました。
2000年に189ヵ国のリーダーたちはミレニアム開発目標(MDGs)(Millennium Development Goals)に合意しました。2015年の期限までに、「世界の貧困人口を半減する」、「乳幼児死亡率の削減」、「妊産婦の健康の改善」など、具体的な8つの目標達成を目指すものです。 しかし、一部の目標については、このままでは期限の2015年までの達成が困難であると言われています。そこで、世界のリーダーに働きかけを続けてこの状況を変えていく行動を起こすことが必要です。
日本でのスタンド・アップ・テイク・アクションの主催団体である「動く→動かす」からの報告によると、2009年は世界各地で1億7,000万人以上がこのキャンペーンに参加し、ギネス記録を打ち立てました。2012年は日本で2万6,553人が立ち上がりました。今年の日本でのキャンペーン期間は2013年9月14日(土)~10月20日(日)です。WVJでは世界各国のワールド・ビジョン、そして他のNGOとともに貧困撲滅のために活動を続けていきます。