
保健・栄養改善
健康と成長を守ります
保健サービスを提供できる人材を育成し、子どもの病気予防や栄養状態の改善、妊産婦のケア等の啓発・トレーニングを行います。保健施設の整備も行います。
今、この世界で。
厳しい貧困のもとに生まれてくる子どもたちがいます。
子どもたちが貧困を抜け出し、健やかに成長するためには、一時的にモノやお金を渡すだけではなく、子どもを取り巻く環境を改善する継続的な支援が必要です。
ワールド・ビジョンは、チャイルド・スポンサーシップを通して、厳しい環境に置かれた子どもたちや人々が「自分で生きる力」をつけられるよう支援しています。
1日あたり150円の継続支援で、子どもたちの未来が変わります。チャイルド・スポンサーになってください。
児童労働に従事している子どもは、世界中で1億6,000万人。
パンデミックや紛争の影響で、この数はさらに増えると言われています。
児童労働を強いられる子どもの多くは学校に行くことができず、読み書きや計算などの教育を受けられず大人になることで、将来の収入も制限されてしまうという負の連鎖がおこってしまいます。
子どもたちの夢が消えてしまう前に
最も弱い立場に置かれ、犠牲となる子どもたち。
厳しい現実の中に生まれ、それでも夢を抱き、懸命に生きる子どもたちがいます。
テレビ番組で紹介した子どもたちのように、途上国の子どもが学校を休みがちになったり、辞めてしまうことは、珍しくありません。
その背景には、様々な要因が複雑に絡み合っています。
例えば、家計を支えるために働かなければならないこと、栄養不良で病気がちなこと、近くに学校がないことなど、一時的にモノやお金を渡したり、教育支援のみを行っても、問題を根本的に解決することはできません。
ワールド・ビジョンのチャイルド・スポンサーシップは、子どもたちの命を守り、健やかな成長を支えるための継続的な支援です。
ただモノやお金を送るのではなく、子どもたちや人々が「自分で生きる力」をつけられるよう、地域全体の環境を改善していきます。
例えば、栄養不良の問題に対しては、食料を渡すのではなく、保護者に栄養に関する知識を教えたり、子どもたちの健康状態を毎月モニタリングしたり、食料を増産するための農業支援を行います。
また、1つの地域で、保健・栄養、生計向上、子どもの保護、教育、水衛生という異なる分野の支援を同時に進めることで、複雑に絡み合った問題にアプローチし、地域が抱える課題を根本から解決することができます。
保健サービスを提供できる人材を育成し、子どもの病気予防や栄養状態の改善、妊産婦のケア等の啓発・トレーニングを行います。保健施設の整備も行います。
子どもたちの家族がより安定した収入を得られるように、畜産・農業の支援、職業訓練、貯蓄グループ・生産者グループの活動支援を行います。
虐待や労働・搾取などの暴力から子どもを保護し、すべての子どもの権利が守られ個性が尊重されるよう、地域のリーダーや保護者・子どもたちに啓発・トレーニングを行います。
地域のリーダーや保護者を対象に、教育の重要性を伝え、子どもたちが教育を受けられるよう働きかけます。また、教育施設や備品を整え、教師へのトレーニングも行います。
子どもたちの病気を防ぐために、井戸や貯水タンクを設置するほか、トイレの整備を行います。
月々4,500円、1日あたり150円の継続支援で、子どもたちの命と未来を守ることができます。
子どもを支援する支援地域に住む子ども"チャイルド"をご紹介。心の繋がりを持ちながら成長を見守ることができます。「顔が見える」支援だからこそ、支援の成果をより感じられます。
※ご支援金はチャイルドやその家族に直接手渡すものではなく、子どもを取り巻く環境を改善する長期的な支援活動に使われます。
年に1度、写真つき成長報告書が届きます。地域での活動状況がわかるので、子どもたちの様子や成長の過程を見守ることができます。
お互いに、手紙を通じて交流することができます。離れていても、子どもたちを身近に感じることができるでしょう。
定期的に、「支援地訪問ツアー」を開催します。支援地を訪問して、子どもたちに会うことができます。
チャイルド・スポンサーになるとすぐにチャイルドの写真が送られてきて、その写真を見たときに、自分の子どもができたような感動があり、この子のためにもがんばろうと元気をもらうことができました。バースデーカードを書いたり、誕生日プレゼントを選んだり、とても楽しい交流を通して自分のこころや人生が豊かになっていると感じています。
私は幸運なことに支援する2人のチャイルドとその家族とも会うこともできました。ムスパンディくんのお母さんには、当時私は独身だったので、あなたも素敵な人と結婚して自分の子供を持って、幸せな家族を築いてね、と励まされました。その後、写真と手紙で結婚出産の報告をしたら、とても喜んでくれました。ノシフォちゃんには結婚したばかりのときに妻と一緒に会いに行き、たくさんの笑顔をもらいました。イベントやツアーを通して、同じ思いを共有できる方々に出会うことができ、たくさんの友人もできました。
チャイルド・スポンサーになって、私自身の人生も豊かになったと感じています。
私は、物質的に豊かで衛生面も問題がなく十分な教育を受けることができる日本に偶然生まれ生活を送ることができています。たまたま貧困の中に生まれ生活をしている人々と少しでも分かち合うことはできないかと思いチャイルド・スポンサーシップに参加しています。
チャイルド・スポンサーシップのような活動は、他の組織にも多数あります。その中で、ワールド・ビジョンは現地での直接的な支援に使われる資金の割合がより大きいため、チャイルド・スポンサーシップに決めました。
私は、夫とともに2人の子どもを育てながら、パートタイムの仕事をしています。支援しているチャイルドたちの存在は日々の生活を頑張れる私の力になっています。また子どもたちもかわいい妹たちができたことを喜んでいます。
「チャイルド」との出会いがあなたを待っています。
子どもを支援するワールド・ビジョンは、開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGOです。
"何もかも"はできなくとも、"何か"はきっとできる
創設者のキリスト教宣教師ボブ・ピアスが「すべての人々に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」という思いで、第2次世界大戦後の中国で1人の女の子を支援したところから始まりました。
現在では日本を含む世界約100カ国で、宗教、人種、民族、性別にかかわらず、すべての子どもたちが健やかに成長できる世界を目指して活動しています。
1950年の設立以降、貧困や紛争、自然災害などのために困難な環境で生きる世界中の子どもたちに支援を届けてきました。日本でも6万人以上の方がご支援くださっています。
皆さまからお預かりした寄付の使い方は、外部の会計士の監査を受けたうえで、毎年公表しています。最新の会計報告はこちら
ワールド・ビジョン・ジャパンは東京都より認定を受けた認定NPO法人のため、年間ご寄付額の最大約40%*を税額から控除できます。
* 所得控除の場合(ただし年間所得の40%の寄付または所得税額の25%が控除の限度)
はじめまして。国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン事務局長の木内真理子と申します。テレビ番組「世界の子どもの未来のために」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は開発支援の分野で30年、途上国支援に携わってきました。その中でも特に印象に残った出会いがあります。東アフリカのウガンダを視察した際、「ギィッ、ギイッ」という音が聞こえ、見ると道端にうずくまる小さな男の子がいました。6歳とのことでしたが、栄養不良から体は小さく3歳ぐらいにしか見えませんでした。私が聞いた音は、この男の子が空腹のあまり歯ぎしりをする音だったのです。
すぐに病院に連れて行くてはずをしましたが、帰り道にスタッフが言った言葉が忘れられません。「あの子はこれで数日は病院で手当てを受けられる。でもその後はまたあの家に帰るしかない」子どもたちに本当に必要なのは、今日の食べ物だけではなく、生きていく力を身につけることだと強く感じました。
チャイルド・スポンサーシップは一時的にモノやお金を送る支援ではありません。支援地域に常にスタッフが駐在し、それぞれの地域の状況に合わせた支援を行うことで、特に厳しい貧困に苦しむ人々の自立を支えてきた実績があります。
皆さまのご支援があれば、もっと多くの子どもたちの命と未来を守ることができます。どうかお力をお貸しください。
貧困の状況や家庭環境などの条件に基づき、特に厳しい環境に暮らし、励ましを必要とする子どもがチャイルドとして選ばれます。アジア・アフリカ・中南米の支援地域に暮らす0歳~13歳のチャイルドからご紹介します。特にご希望がある際は、地域・性別をご指定いただくことも可能です。
皆さまのご支援金は、チャイルド個人の教育や病気治療などに使わせていただくほか、チャイルドが暮らす地域の人々が自力で子どもたちを支えていけるよう力をつけるためにも使われます。チャイルド個人だけでなく、そのチャイルドを取り巻く環境も10年~15年かけて計画的に変えていくからこそ、支援から「卒業」できると考えます。
チャイルドが住む地域の支援プログラムが終了するか、チャイルドの状況が変化し支援が必要なくなるまで支援活動は続きますが、皆さまのご支援期間は自由ですので、事情によりご支援が難しくなった際はご連絡ください。中止の手続きを承ります。ご紹介したチャイルドには責任をもって新しいチャイルド・スポンサーを探させていただきますので、ご安心ください。
1日あたり150円の支援で守ることのできる
命と未来があります。
「何か」したいと思っている私にできること
ただチャイルドに幸せになってほしくて始めたチャイルド・スポンサーですが、何故か自分が幸せに「させていただいている」気持ちです。
チャイルドからの「ありがとう」、ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフの皆さまからの「ありがとう」、そして私からチャイルドやスタッフの皆さまへの「ありがとう」、そんな感謝の連鎖のなかに自分が含まれていることがとても心地良く感じられます。
支援地でバリバリ働けるほど体も心も強くない、多額の寄付をできるほどの財力もない、でも『何か』したいと思っている私にできること。それがワールド・ビジョン・ジャパンのチャイルド・スポンサーです。このご縁に感謝しています。長く続けていけたらと思っています。
私自身、チャイルド・スポンサーになってから転職、大学編入、病気による退職など収入が途絶えたことが何度かありましたが、チャイルドとのご縁は途切れることなく続いています。チャイルドと文通を重ね、定期的に成長報告を読んでいるうちに家族のような絆が芽生え、何があってもチャイルド・スポンサーは諦めないという意志が固くなっていきました。