(2018.10.19)
私は「"何もかも"はできなくとも、"何か"はきっとできる」というワールド・ビジョンの理念を大学で聞いて、アイデア実現部隊に参加することを決意しました。
その背景には、4年前から青春を捧げている「英語ディベート」があります。ディベートは論題に関して議論する競技です。私は高校生の時、ディベートの全国大会で優勝し、日本代表チームに選出され、アメリカでの世界大会ではベスト16位という結果を残すことができました!
ディベートでは、「○○すれば難民は幸せになれる」「○○すれば貧困問題は解決に向かえる」と、偉そうに喋るわけです。
でも「理論は考えるけど、実際には何もしない」。
このことにずっと違和感を抱いていたものの、国際機関でも解決できない問題を、日本にいる小さな私が解決できるわけがない、と思っていました。
そんなある日、大学内の国際協力イベントでアイデア実現部隊について知りました。理論だけを偉そうに喋り、結局は何もしない自分の「許せない矛盾」をなくすためには、ここで勇気を振り絞って行動しなければ。自分にできる"何か"、それは、このアイデア実現部隊に参加することでないか。と思い、応募しました。
しかし、紛争のある地域に生まれた人々は?
誰が手を差し伸べて、何で希望を感じ、誰が最低限の生活を保証するのか。
私には「たまたま」支えてくれるコミュニティーがありました。
でも、難民の人々には、ないかもしれません。
私は、私を支えてくれた人と同じように、生まれた環境で苦しんでいる人を少しでも支えたいです。
私たちが実現したいアイデアは、ウガンダにあるビディビディ難民居住地(以下、ビディビディ)にいる子どもたちが、互いの「ちがい」を認め合い仲良くなり、「平和」を愛するきっかけとなれるように、様々な"わくわくアイテム"を積んだキャラバンをビディビディ内に走らせ、愛と平和で子どもたちを繋ぐことです。
※このプロジェクトは、2018年10月15日に募集を開始し、68人の支援により625,000円の資金を集め、2018年12月20日に募集を終了しました → アイデア実現の報告はこちら