2012.03.06
ワールド・ビジョン・ジャパンは、パナソニック株式会社より、その技術・製品を新興国・途上国における持続可能な開発へ活かす取り組みの一環として、ソーラーランタンを寄贈いただきました。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、このたび寄贈された209個のソーラーランタンを、カンボジア農村部の保健センターに届けます。
カンボジア農村部には、電気が通っていない無電化地域が多く存在します。
これらの地域にある保健センターでは、24時間体制を敷いているにもかかわらず、電気がないため、真っ暗な暗闇の中で行われる夜間の出産には危険が伴い、また、保健スタッフの夜間勤務も困難な状況です。
このような状況を改善し、新生児や妊婦の死亡率を低下させるため、ソーラーランタンを活用させていただき、子どもたちが健やかに誕生し、成長するための支援を実施します。
*ソーラーランタンは、太陽光発電による充電式携帯ランプです。現在、世界のおよそ5人に1人は電気がない生活をしており、太陽の光があれば明かりを灯すことができるソーラーランタンは、無電化地域の人々の暮らしを向上させることができると期待されています。
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