(2023.11.30)
スタッフが出会ったチャイルド・スポンサーのストーリーや支援への想いをご紹介します。今回ご紹介するのは、秋田大学医学部附属病院にご所属の小児科専門医、小児循環器専門医でいらっしゃる岡﨑三枝子様のストーリーです。
岡﨑様は、2001年から20年以上の長きにわたってチャイルド・スポンサーとしてご支援をくださっています。2023年11月18日に秋田で開催する対面イベント、ワールド・ビジョン・カフェ(WVカフェ)のご案内を受け取ったことをきっかけに、メールでご連絡をいただきました。
そのメールには、以下の内容が書かれていました:
このメールに感動したWVカフェ担当者はすぐに岡崎様に連絡。後日、岡﨑様がご準備くださった自己紹介の資料がとても素敵だったので「ぜひ公式ホームページやSNS等でご紹介させていただけませんか」と相談したところ、ご快諾いただきました!
岡﨑様がチャイルド・スポンサーになったきっかけは、医療・教育が行き届かない国への医療支援をしたい、小児科医なので子ども支援をしてみたい、との思いだったそうです。小さい頃から教会で育ったクリスチャンでもあり、キリスト教系の支援団体があればよいなと思っていたところ、ワールド・ビジョンを見つけてくださったとのこと。
2001年よりチャイルド・スポンサーシップを通して3人のチャイルドをご支援くださっています。現在ご支援いただいているバングラデシュのポーポトくんは「かわいい少年から20歳の立派な青年になりました」と写真つきでご紹介くださいました。
岡崎様にとっての「チャイルド・スポンサーの楽しみ」:
長く支援を続けられた理由:
独身時代に始めたチャイルド・スポンサーでしたが、無理のない範囲で支援を開始したため、結婚した後も続けることができました。
自分でお手紙がかけなかった時期も毎年チャイルドからお手紙を頂きました。
秋田大学で開催したWVカフェ当日はお仕事でご都合がつかなかった岡﨑様ですが、翌日にお時間をいただき、スタッフ2名がお話を伺うことができました。
事前にメールやLINEでやりとりをさせていただく中で、岡﨑様の優しいお人柄、こまやかなお気遣いに感激していたスタッフでしたが、実際にお会いした岡﨑様は太陽のように朗らかで明るい笑顔で迎えてくださいました。
大学生の息子さん、中学生の娘さんのお母さんでもいらっしゃる岡﨑様は、秋田大学医学部附属病院の総合臨床教育研修センターでのお仕事で全国に出張して医療従事者に向けた研修を実施されています。そのような激務の中を、時間を作ってくださったことの感謝を伝えました。
「まさか秋田でワールド・ビジョンさんがイベントを開催してくれるなんて思わなくて。WVカフェに参加できなかったのは残念でしたが、こうしてスタッフの方とお話ができて嬉しいです!」と笑顔でお答えくださる岡﨑様。
楽しくお話をするなかで、岡﨑様が表情を曇らせた瞬間がありました。
それは、現在ワールド・ビジョン・ジャパンが実施している1000GIRLSプロジェクトについてお話した時のことでした。
1000GIRLSプロジェクトはでは、早すぎる結婚、性的搾取、暴力、虐待に怯えながら暮らす開発途上国の少女たちに希望を届けるため、1000人の少女にチャイルド・スポンサーを募集します。
岡﨑様は、「日本でも女性であることを理由に不当な扱いを受けている現状が今もありますよね。日本でこの現状であるならば、途上国と呼ばれるような国や地域の女性や女の子たちが直面している状況・差別はどれほどひどいか...と思います」と、このプロジェクトを実施することの意義に共感の言葉をかけてくださいました。
岡﨑様とお会いできたこと、チャイルド・スポンサーシップへの想いを語っていただいたことは、出張した2名のスタッフだけでなく、ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフ皆にとって大きな励ましとなりました。
この記事をご覧になってくださった皆さまにも、チャイルド・スポンサーシップの魅力を知っていただけるきっかけになると確信しています。
岡崎さま(中央)と、秋田カフェで出張した2名のWVJスタッフ
チャイルド・スポンサーシップへの参加を呼び掛ける動画の撮影にご協力くださる岡﨑様