【開催報告】「東尾理子さんと親子で学ぼう!」に15組37名が参加!

(2022.11.15)

東尾理子さん(写真左)に大きな写真紙芝居を朗読いただきました

11月13日(日)に「東尾理子さんと親子で学ぼう!」と題して親子イベントを開催し、小学1~6年生の子どもたちと保護者15組37名の皆さまにご参加いただきました。株式会社Speee様のご協力をいただき、広々としたSpeee Loungeで様々なプログラムを行いました。

ワールド・ビジョン・ジャパンのグローバル教育サポーターを務めてくださっているプロゴルファーの東尾理子さんが、大きな写真紙芝居の読み聞かせを通して、安全な水の大切さを伝えてくださいました。東尾さんご自身がお子さんと一緒に取り組んでいることを紹介しながら「子どもたちが世界に目を向ける機会を持つことが大切ですね」とメッセージをしてくださいました。

ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフからは、気候変動や新型コロナウイルス感染症、紛争などにより水と食べ物が不足し飢餓に直面しているソマリアやスーダンの子どもたち・人々の現状を紹介しました。「4秒に1人が飢餓で命を失っている」ということを知った子どもたちからは驚きの声が上がりました。そして、「困っている子どもたちのために何かしたい」という思いを行動に移すために「クリスマス募金箱」を紹介しました。この募金箱はアドベントカレンダーのように毎日1つ窓を開け、募金を入れていくものになっており、集めたお金は水食糧支援に役立てられます。東尾理子さんはお子さんがお手伝いをしたらお小遣いをあげるルールを決めて、毎年この募金箱を使って親子で募金にご協力くださっています。

また、「水汲み体験」では、途上国の子どもたちが実際に使っているタンクで水汲みにチャレンジし大変さを実感しました。親子で力を合わせて22リットルの水の入ったのタンクを運び、「水くみたいけんで水がおもっくって、たいへんだった」など皆さんから感想が寄せられました。

最後にアーテイストの輪島貫太さんが描き下ろしてくださった「クリスマス募金箱」デザイン画でアートアクティビティを行いました。輪島貫太さんの作品の魅力の一つである集合絵にはたくさんの人物が描かれており、その中から一人を選び、親子で一緒に、貫太さんがデザイン画にこめてくださった「みんながつながり、笑顔が広がる」というメッセージについて、また、今日のイベントで学び体験した世界の子どもたちへの思いや自分にできるアクションをセリフとして吹き出しの付箋に書いて作品に貼り、発表しました。「げんきにしあわせになってほしい」「みんながえがおになるとわたしもうれしい」など、あたたかなメッセージがいっぱいのアートが完成しました。

プログラムを通して、東尾理子さんと親子で一緒に、水と食べ物がなくて困っている子どもたちの現状について体験を通して学び、思いを馳せてくださいました。親子でメッセージを寄せてくださるお姿にスタッフも心が温まりました。クリスマス募金箱を一人でも多くの人に使っていただき、「みんながつながり、笑顔が広がる」ことを願っています。 ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

親子で水汲み体験に挑戦!実際に体験することで、子どもたちが置かれた環境について考えるきっかけになりました
大きな写真紙芝居の主人公チャリちゃんの等身大パネル(写真左)と東尾理子さん(写真右)。ご登壇ありがとうございました
アートアクティビティではあたたかいコメントが寄せられました

広々としたSpeee Loungeの様子
心を込めて書いた吹き出しを輪島貫太さんのアートに貼る様子。絵に真剣に見入っていました
どのようなコメントが寄せられたか、参加者全員で鑑賞しました

参加者の声

  • 水くみたいけんで水がおもっくって、たいへんだった(小学1年生)
  • 水とかたべものがない人にやさしくしたい(小学1年生)
  • いろいろたいけんできて、やったことがないはじめてのことができてうれしかった(小学1年生)
  • 水汲み体験は、びっくりするほど重くて、心に残ったのではないかと思う。メッセージを書くのも楽しかった(保護者)
  • 写真の紙芝居は日々の暮らしの様子が具体的に分かって勉強になった(保護者)

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