カブール空港周辺での爆発に対するワールド・ビジョンの声明

(2021.08.27)



複数の死傷者を出したと報道されているカブール空港周辺での爆発 (2件の爆発とみられています) を受け、ワールド・ビジョンは深い懸念を表明します。爆発は、多くの子どものいる家族を含め、何千人ものアフガニスタンの人々が空港の外で待っているそのただ中で起きました。

ワールド・ビジョンは、すべての当事者に対し、子どもとその家族の平和と安全を最優先するよう求めます。暴力が増加傾向にあり、抑制できなくなる可能性がある今、最も弱い立場にある子どもたちと人々が守られることが何よりも重要です。暴力の連鎖に陥ることはアフガニスタンの人々にとって最も望まない事態です。何十年にもわたる紛争と混乱は、多くの人命のが失われ、発展が阻まれ、人々の自由と権利の弱体化をもたらしました。


ワールド・ビジョンのアフガニスタンでの活動

ワールド・ビジョンは、これまで20年間にわたり、変革を促し、子どもたちの健やかな成長と人々の生活を向上させる包括的な人道支援プロジェクトを通じて、アフガニスタンの子どもたちや家族、コミュニティのために活動してきました。ワールド・ビジョン・アフガニスタンの支援プログラムは、現在、アフガニスタン全土の4つの州と都市で実施されており、毎年488,600人以上の子どもたちや人々に支援を届けています。8月27日現在、状況を注視しながら、活動再開に向けた準備を進めています




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