(2019.12.27)
厳しい環境に生きる子どもたちに想いを寄せ、1人でも多くの子どもたちに支援を届けるため実施したクリスマスキャンペーン。"クリスマスまでに3000人の子どもたちに支援を届けたい!"とチャイルド・スポンサーを募集するキャンペーンを11月1日~12月27日まで実施した結果、目標を大幅に上回る3753人の子どもたちに、チャイルド・スポンサーを紹介することができました!
また、南スーダンやソマリア等に住む子どもたちにきれいな水と食糧を届けるための「クリスマス募金(水と食糧のための募金)」には、12月26日までに98,792,402円をお寄せいただきました。
このほかにも、「クリスマス募金箱」を使って毎日子どもたちに心を寄せてくださった方、イベントにご参加くださった方、ご自身のブログやFacebook、Twitter等でチャイルド・スポンサーシップや世界の子どもたちのことを広めてくださった方など、多くの方が様々な形で応援してくださいました。
皆さまのご支援・ご協力に、心より御礼申し上げます。
11月8日、ワールド・ビジョン・ジャパン事務所で、ヒマラヤ山脈の麓にある孤児院のドキュメンタリー映画「タシちゃんと僧侶」の上映会を開催し、43名の方がご参加くださいました。
当日は、映画の舞台と似た環境にあるネパールの支援地域について、ワールド・ビジョン・ネパールの事務局長がスピーチ。映画上映後、参加者同士、映画の感想などを分かち合う交流の時間も持ちました。
「とても心に残る映画でした。ふだんは深く考えることもなく日々を忙しく過ごしていますが、このような機会があると、立ち止まって考えることが出来ます。ワールド・ビジョンでの定期的なイベント等で、もっと深く多くのことを学んだり考えたりすることが出来ればありがたいと思っています」等の感想をいただきました。
ナショナル・ジオグラフィックなどで活躍する写真家:柏倉陽介さんが撮影したカンボジアの子どもたちの写真展とトークショーが、11月10日(日)東京スカイツリータウンのイベント会場にて行われました。
写真展は137名にご来場いただき、柏倉さんが捉えた子どもたちの働く姿、リアルな生活の一つひとつに目をとめていただきました。
柏倉さんと、撮影に同行した山下スタッフによるトークショーには91名が集まり、現地で行ったカメラ教室の様子や、厳しい環境の中で懸命に生きる子どもたちの様子について、みなさん真剣な表情で耳を傾けてくださいました。
11月16日(土)に東京の池袋で、ワールド・ビジョン・カフェを開催し、54名の方にご参加いただきました。
昨年までルワンダに駐在していたスタッフからの活動報告に加え、現地の子どもたちの動画や元チャイルドの動画などをご覧いただきました。交流タイムには、支援を始めたきっかけやお手紙の交流等について、活発なやりとりが見られました。
「実際に現地で活動された方から活動報告を聞くことができ、動画も交えて説明していただいたので、現地の文化や様子がよくわかりました」「具体的な話をたくさん聞けて、目から"ウロコ"です」等の感想をいただきました。
12月22日(日)には、東京・目黒で開催されたイベント「目黒街角クリスマス」の舞台に、ワールド・ビジョン・ジャパンが登壇しました。これは、このスペースの所有者でチャイルド・スポンサーの福島澄夫様のご協力によるもの。
「NGOで働くって?」「地域開発ってなぁに?」「私にもできる"何か"を探して」「ユーは何しにアフリカへ」等のテーマのもと、トークセッションやワークショップを行いました。また、来場者へチャイルド・スポンサーシップの仕組みをご紹介する機会もいただきました。
当日は寒さが厳しい1日となりましたが、来場者の皆さまに温かい気持ちになっていただくことができました。
クリスマスキャンペーンでは、3000人を超える子どもたちに支援を届けることができましたが、まだ世界には支援を待っている子どもたちがたくさんいます。今後も、一人でも多くの子どもたちに夢と希望を届けられるよう、皆さまの温かいご支援を引き続きお願いいたします。
2020年も、ワールド・ビジョン・ジャパンをどうぞよろしくお願いします。