「この子を救う。未来を救う。」~モモちゃんのストーリー~

(2018.11.16)

あなたは今、どこにいますか?私は、モモ。ここにいます。

ヤンゴンの小学校の前
売れそうなゴミを探していたら、ここまで歩いていました

6年前、病気だったお父さんが死に、
お母さんはお手伝いさんとして、
私はゴミ拾いをして、働いています

一生懸命働いても 家族4人の暮らしは苦しいまま
食べる物さえなく 水と塩だけで我慢する日もあります

小学校からは 楽しそうな声が響いてきます
制服を着た子どもたちが お母さんに手を引かれて帰って行きます

小さい頃は学校に行きたかったけど
でも、もう...

水くみ、洗濯、ゴミ拾い
私には やらなきゃいけないことが 沢山あるのです
だからでしょうか、笑うことを忘れてしまいました

今、12歳です
大きくなったら、ファッションデザイナーになりたいです
夢のことを考えると 少し笑顔になれる気がします


モモちゃん


モモちゃんの日常


水くみをするモモちゃん
水汲みをするため池まで、毎日5往復します。2つのバケツに水をいっぱいに入れ、担いで運びます。濁った水は布でこして、飲み水にも使います

洗濯するモモちゃん
汲んできた水で洗濯をするモモちゃん。家族4人分の洗濯は、楽な仕事ではありません

モモちゃんとお母さん
モモちゃんとお母さん。「私も学校に行ったことはありません。12歳のモモがどうしたら学校に行けるでしょうか?」とお母さん。"貧困の連鎖"という言葉が頭をよぎります




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小学校に通えていない子ども、6100万人
児童労働を強いられている子ども、1億5100万人

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「夢」を持つモモちゃん
12歳のモモちゃんには「大きくなったら、ファッションデザイナーになりたい」という夢があります


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