(2017.08.25)
8月2日ー3日に開催されたサマースクール2017が例年より早く定員に達し、ご参加いただけなかった方々から追加開催のご要望を多くいただき、今年初めて、ワールド・ビジョン・サマースクールの短縮版「ミニ・サマースクール」を開催しました。
参加した41名の子どもたちは、世界には様々な環境で暮らす子どもたちがいることを知っただけでなく、1日のプログラムを通して、互いに助け合い、文化や考え方の違いを尊重する心を持ったグローバル・キッズになって帰りました。参加してくれた皆さん、お子さまをお連れくださった保護者の皆さま、ありがとうございました!
第一部では、「世界がもし100人の村だったら(ワールド・ビジョン・ジャパン版)」で世界の男女、大人と子ども、字を読める人と読めない人などの比率を体感するゲームを行いました。子どもたちは新しい発見に驚いたり、ショックを受けている様子でした。
続いて「私たちが食べている物はどこから来ているの?(フード・マイレージ)」をグループに分かれて行いました。日常的に食べている物が、実は他国との繋がりで成り立っていることに気付くことを目的としたこのワークでは、食材が日本に届くまでに移動した距離を計算したり、地図上で国間を結び、関係を表したりしました。
1日の大半を水汲みの手伝いをして過ごす貧困地域の子どもたち。どれぐらい大変なのかを実体験する「水汲み体験」を行いました。現地で実際に使用されているタンクに約2リットル(20kg)の水を入れ、1人で持って一定の距離を歩いてみました。「バケツがプラスチックだから運びにくい」、「これを持って往復6時間歩くのはつらすぎる」と、大変さを実感していた様子でした。
また、非識字体験では、「字を読めないと、どのような事が起きるか」を体験しました。「薬」と「毒」を間違えてしまったり、「契約書」の内容が読めずに騙されてしまうなど、読み書きの重要性、教育を受ける大切さを実感する時間となりました。
参加した子どもたちからは、以下のような感想がありました。