(2019.02.04)
2015年9月の国連総会で採択された持続可能な開発目標:SDGs(Sustainable Development Goals)の実現に向けて、世界中で各国政府、ビジネス、メディア、教育・研究機関、NGOを含む市民社会などがそれぞれの役割を果たすべく活動しています。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、チャイルド・スポンサーシップや緊急人道支援の実施による、健やかな子どもたちの成長を支援する活動を通してSDGs達成への貢献を目指すとともに、日本の市民社会組織として、日本政府に声を届けるアドボカシーにも積極的に取り組んでいます。
日本では、2016年5月に内閣総理大臣を本部長とする
2018年には、実施指針をより具体的な行動として実践するために「
2019年1月25日、2018年12月に公開された「
日時:2019年1月25日(金)18:00-20:30
場所:ジェトロ本部 5階展示場
主催:日本貿易振興会(ジェトロ)・アジア経済研究所、みんなのSDGs、SDGs市民社会ネットワーク、国際開発学会社会連携委員会
登壇者:鈴木 秀生(外務省 地球規模課題審議官 大使)
稲場 雅紀(SDGs市民社会ネットワーク業務執行理事)
柴田 哲子(WVJアドボカシー・シニア・アドバイザー/SDGs市民社会ネットワーク 開発ユニット幹事)
北郷 美由紀(朝日新聞 SDGs担当専門記者)
河口 真理子(大和総研 調査本部 研究主幹)
甲木 浩太郎(外務省 国際協力局 地球規模課題総括課長)
佐藤 寛 (ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 上席主任調査研究員)
柴田スタッフは、「市民社会から見るSDGs アクションプラン2019」というテーマで講演し、日本の市民社会がSDGs策定に向けた数年間にわたる「ポスト2015開発アジェンダ」の時期から関わってきたこと、SDGs採択後も、国際社会と日本国内の両方で積極的に関わり続けていることを紹介。この立場から、このたび公開された「
具体的な一例として、
毎年7月にニューヨークで開催される国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)では、SDGsのレビューが行われます。今年は、ワールド・ビジョンがキャンペーンを通じて特に注力している分野でもある子どもへの暴力撤廃(SDG16.2)が含まれるゴール16のレビューが予定されています。
加えて今年は、SDGs採択後初となる首脳級のSDGsレビューを行うHLPFが9月に予定されているほか、日本国内でもSDGs実施指針の見直しが予定されているなど、SDGs実施にあたり大変重要な年となっています。
ワールド・ビジョン・ジャパンは今後も、SDGs市民社会ネットワークや国際的なNGOのネットワークを通じて、また日本政府との対話を通じて、子どもの健やかな成長を目指しSDGs達成に向けて積極的なアドボカシーを展開していきます。