「この子を救う。未来を救う。」~セバンちゃんのストーリー~

もしもこの子が、私だったら?

わたしは、セバン

カンボジアの首都、プノンペンのスラムで
祖父母と兄妹と、5人で暮らしています
両親は、いません

昼は、家事のお手伝い
夜は、おばあちゃんと街に出かけます
捨てられたゴミを集めて、売るのです

たくさんゴミを集めなければ、5人家族が食べていくことはできません
必死でゴミをあさる姿を、道行く人が見ています
服も手足も汚れたまま、華やかな街を歩きます

物心ついた時から、ずっとゴミ拾いをしています
家族の誰も、学校に行ったことがありません
いつか見た、学校で学ぶ子どもたちの姿に憧れます

今、9歳です
いっぱい勉強して、会社で働く人になりたいです

だって、会社はとってもきれいなところだと思うから

それに、お金をいっぱいもらって、おばあちゃんを助けてあげたいのです
これが、わたしの夢です


セバンちゃんの日常


昼間は、食器を洗ったり洗濯をしたりしています



夜は、おばあちゃんとゴミ拾い。「ゴミが集められなくて、兄妹たちが食べられない日はいつも、セバンはとても悲しそうに一人でじっと座っています。もっといい暮らしをさせてあげたい。幸せにしてやりたい」おばあちゃんは語ります



夜の街で、疲れ果てるまでゴミ拾いをするセバンちゃん。つらい毎日の中でも、出口が見えなくても、セバンちゃんは希望を持っています


貧困の中に生きる子どもたちの日常生活

「セバンちゃんのストーリー」トップに戻る

1日あたり150円の支援で、子どもたちの未来が変わります。