バングラデシュ北部の小さな村
薄暗い家具工場で、働く男の子がいます
一日中、重い木材を運び、加工します
「ほんとうは、学校へ行って勉強したい」
勉強が好きで、成績も良かったマスド君
医者になるのが夢でした
お父さんはいません
ダッカに働きに出たお母さんからは お金が届きません
病気のおばあちゃんと、二人きりで暮らしています
一日働いて得られるお金は、とてもわずかです
「もし、好きな物を買えるとしたら何が欲しい?」
「おばあちゃんに何か買ってあげたい」
今、12歳です
僕の宝物は
おばあちゃんです