【シリア】北部地域で実施していた水衛生事業の動画が届きました

(2021.09.22)

ワールド・ビジョン・ジャパンは、シリア北部地域でジャパン・プラットフォーム(JPF)と皆さまの募金によって、2020年7月より、人口が過密し劣悪な環境下で避難生活をしている国内避難民と避難民を受けて入れているホストコミュニティへの緊急支援として水・衛生事業を実施しています。支援によって、シリアの人々は安全な水へのアクセスを確保することができ、衛生環境にも改善が見られています。

1期目:2020年7月~12月

1期目となる2020年7月~12月に実施した事業では、6,550人の避難民に安全な水の提供、共有トイレの維持管理、ゴミ収集、衛生用品の配布を含む衛生啓発活動を実施しました。衛生環境の改善を図り、新型コロナウイルス感染症予防を強化しました。

トラックによる給水で安全な水を提供しています
子どもたちにも感染症の予防方法を伝えています
感染症予防に必須となる衛生用品の配布をしています

2期目:2020年11月~2021年5月

2期目として2020年11月~2021年5月に実施した事業では、安全な水の提供(1,750人)、ゴミ収集(77,000人)、新型コロナウイルス感染症予防のための啓発活動、衛生用品配布(1,750人)を実施しました。また、避難民キャンプから出る生活排水による衛生環境の悪化を食い止めるため、下水管整備として、既存の排水管をつなげる工事を行いました(25,000人)。

ゴミ収集活動で地域の衛生環境が維持されています
安全な水を届けています
手の洗い方はデモンストレーションで指導しています

この活動を紹介する動画が完成しましたのでご紹介します。

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