ワールド・ビジョン・ジャパンは2006年から毎年夏休みに日本に住む子どもたちを対象に世界のことを知り、考える参加型イベント「ワールド・ビジョン・サマースクール」を開催しています。サマースクールを通して、皆さんが世界のお友達を大切にし、自分にできることを考え、行動する「グローバルキッズ」になってくださることを願っています。
今年のサマースクールは、昨年参加者の93%が「楽しかった」と好評だったバーチャルツアーをさらにバージョンアップしたオンラインイベントと4年ぶりとなる対面イベントを通して、特別な「体験」を小学生親子の皆さまへお届けします。
7月25日開催予定のオンラインイベントでは、まるで現地に行っているかのような楽しい演出を交えながら、ケニアのお友達に会いに行き、学校や家庭を訪れます。アフリカの大自然や日本とは異なる家・食べ物・暮らしなどを感じることで、お子さまの世界への興味を引き出します。
また、7月26日に中野区、27日に文京区にて開催予定の対面イベントでは、実際に途上国で使っているタンクを使った「水汲み」や「手洗いチェック」など本物に触れ、実感を込めてSDGsゴール3保健とゴール6水衛生に理解を深めることのできるプログラムをご用意しています。
アフリカの子どもたちの家庭や学校を訪問し、国や地域による生活の違いを知ることができます。「安全な水が十分に手に入らない」、「病院が近くにない」等の課題を参加者の皆さまと一緒にリサーチし、SDGsにも理解が深まるので、夏休みの自由研究にもぴったりの内容です。さらに塩野義製薬株式会社の協力により、感染症を取り巻く社会課題に対して私たちに何ができるのか、一緒に考えます。 クイズや質問コーナー等を交えてお気軽にご参加いただけるプログラムです。ただ聞くだけの講義ではなく、参加者の皆さま自身で発見をしたり、意見を出し合ったりする参加型ですので、最後まで飽きることなく楽しくご参加いただけます。また、オンラインイベントですので、天気が崩れやすく気温の高い真夏でも、当日の天候の心配がなく、移動の混雑等もありません。お子さまのペースに合わせてご家族皆さまでクイズに挑戦したり、話し合ったり、リラックスしてご参加ください。事前にお送りする「旅のしおり(ワークシート)」に書き込みをしながらプログラムを進め、終了後は自由研究として学校へ提出することができます。
大きな写真紙芝居を通してアフリカの子どもたちの生活を紹介し、子どもたちを取り巻く課題をグループごとに話し合います。初めて会うお友達と意見を出し合い、お互いに気が付いたことを共有するプロセスを通して、学びを深めます。また、世界の様々な国で実際に子どもたちが使っているタンクでの水汲み体験は、大変さを実感し大きなインパクトをもたらします。「これからは水を大切にしていきたい」「親子で力を合わせて重たいタンクを運び、忘れられない思い出になった」とのコメントも寄せられています。さらに塩野義製薬株式会社の協力により、洗い残しなく手洗いができているか確認する「手洗いチェック」や「正しい手洗いレクチャー」を通して、感染症から身を守る方法を学びます。これらの体験を通して、世界の子どもたちを取り巻く保健や水衛生の課題を自分事化することができます。実際に体験している様子の写真を撮影し、自由研究にもご活用いただけます。
ワールド・ビジョン・サマースクール2024 開催概要
この夏、お子さまが世界に目を向け、興味を持つきっかけづくりをしてあげませんか。 皆さまのご参加をお待ちしています。
オンラインイベント ※申し込み受け付けを締め切りました
対面イベント
1回目 ※申し込み受け付けを締め切りました
2回目 ※申し込み受け付けを締め切りました
【お願いと注意事項】※以下をご了承の上、お申し込みください
オンラインイベント・対面イベント共通
オンラインイベント
対面イベント
※申し込み受け付けを締め切りました
【学童や塾等で参加をご希望の場合】
事前に各ご家庭の保護者の皆さまから参加承諾を得ていただき、お申込みは下記メールアドレスへ
のご連絡をお願いいたします。
school[at]worldvision.or.jp宛てにメールでお送りください※[at]を@に変えてお送りください。
昨年の参加されたお子さまの93%が「楽しかった!」と回答
これまでにサマースクールに参加されたお子さまから寄せられた感想
■1番心に残ったこと
・6秒に1人、5さいまで生きられないで、命を落としていることがわかった。
・日本とはちがって、あんなにつらいおもいをしながら、せいかつしているなんておもいませんでした。
・「世界には、色々くるしんでいる人がいて、一生けんめい、がんばっているんだなぁ」と知りました。
・自分がふつうと思ってた事が、世界では、ふつうではない事。
■世界の子どもたちについて、もっと知りたいと思ったこと
・好き、きらいはあるのか。ごはんはおいしいと思っているのかを知りたいと思った。
・世界の子どもたちの生活の中で何が一番たりないのか知りたい。
・もっとほかの国のくらしも知りたい。
保護者の皆さまから寄せられた感想
・自分事として捉え実行に移す機会となりました(2年生保護者)
・親子で参加することが出来、とても良かったです。息子も、水などの大切さ、学校に行けることのありがたさを感じたようです。まずは世界の子どもたちの現状を知ることが大きな1歩だと思います。子どもたちとこれから何が出来るか一緒に考えたいと思います。本当にありがとうございました(2年生保護者)
・クイズから始まったことにより、小学3年生の娘も楽しみ、次のお話しも興味深く聞いておりました。分かりやすい例え、お話しでよく理解できました。ありがとうございました(3年生保護者)
・水をたくさん使わないように気を付ける等、行動に変化が見られるようになりました。子どもなりにいろいろ考えたのだと思います。世界の現状を知る良い機会になりました(6年生保護者)
昨年の様子をYouTubeでご覧いただけます:
お子さまと一緒に「ワールド・ビジョン・サマースクール」で学ぶ内容を自由研究に活用しませんか。
「どのようにまとめたらいいかわからない」というお子さまのために、ヒントをご用意しました。自由研究として取り組んでいただくことにより「世界の子どもたち」や「SDGs」にさらに理解を深めていただけることを願っています。
ワークブック「ケニアに住むチャリちゃん」(無料教材)
対象:小学生以上
内容:ケニアに住む5歳のチャリちゃんが3時間半かけて水を汲みに行く様子や支援によってもたらされた変化を写真絵本のように紹介しています。また、皆さんが毎日の生活でどのくらい水を使っているか考えるワークや安全な水が手に入らない人の割合で色分けした世界地図などの情報も入っています。
SDGsゴール6「安全な水とトイレをすべての人に」を勉強される人にもお勧めです。
仕様:18.2cm×25.7cm、フルカラー、22ページ
SDGs子ども向け冊子(無料教材)
『私たちが目指す世界 子どものための「持続可能な開発目標(SDGs)」~2030年までの17の目標~』
対象:小学生以上
内容:SDGsについて調べ学習をする小学生や中学生にぴったりの冊子です。17のゴールについて、やさしい言葉で紹介し、専門的な言葉も解説が付いています。今世界はどのような問題に直面しているのか、そして、私たち一人ひとりの生活やより良い未来にどう関わっているのかを知り、自分にできることを考えるために役立ててください。
仕様:21cm×21cm、フルカラー、28ページ
※原作はラテンアメリカのNGO、日本語版制作はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、監訳はワールド・ビジョン・ジャパンを含む、10のNGOや国際機関
ほかにも株式会社ポケモン様からの寄付により作成した「多様性」テーマのオンライン教材(無料)などをご用意していますので、ぜひご活用ください。
ほかのグローバル教育教材を見る
プログラムを通して、世界の同世代が置かれている現状に目を向け、アクションを起こすことの大切さを学びます。その学びが、グローバルな視野を持つことにつながります。
ワールド・ビジョン・ジャパンが過去に開催したサマースクールでは、途上国の子どもたちのの生活を紹介し、実際に途上国で使っている道具で「水汲み」やアフリカの生活を疑似体験等をしています。今年のオンライン開催では、クイズやスタッフからの説明を通して、世界の子どもたちの生活を具体的に想像し、日本での日常生活が恵まれていると気づきにもつながることを願っています。
サマースクールについては、こちらからお問い合わせください。
TEL: 03-5334-5351 (平日10:00~17:00)