危機にある子どもたちのための募金

大干ばつや洪水。深刻化する気候変動により、子どもたちが命の危機に直面しています。

大干ばつ、洪水、サイクロン。異常気象の発生件数は約5倍に急増。今、世界の2人に1人の子どもたちが、気候変動によって、命の危機にあります。

気候変動は、気温上昇による生活環境の変化だけにとどまりません。2020年に生まれた子どもは、1960年生まれと比べて、平均2.8倍の河川の氾濫を経験するという報告があります。異常気象により被災した子どもたちは、家を失い家計が困窮します。そして、栄養不良や児童労働が増加しています。

気候変動が子どもたちにもたらす影響

洪水により、子どもが帰る場所を喪失(ネパール)

洪水や地滑り等により人命が失われ、家屋が被災。生き延びた子どもたちは、厳しい暮らしを強いられています。農地が流され生計手段を失った保護者は、故郷を離れ出稼ぎに出るため、多くの子どもたちは不安を抱えながら保護者と離れて暮らさなければなりません。

干ばつで、子どもの栄養不良が深刻化(アフガニスタン)

気候変動下で降水量が減り、過去30年で最悪の干ばつが発生しました。乾いた農地では作物が育たず、食べものが手に入りません。飢餓が拡大し、子どもたちは命の危険にさらされています。写真:上腕部の太さを測り、重度栄養不良と診断されたアフガニスタンの女の子。

干ばつが続き、児童労働が増加(コンゴ民主共和国)

干ばつで水の確保や作物の収穫が困難になり、人々の生活が厳しくなっています。収入が途絶え、生計を維持できなくなった家庭では、子どもが物売りや、時には身体を売って働き、家族を支えています。写真:市場で炭を売って働くソセヴィちゃん(11歳)。

深刻化する気候変動への備えを強化し、子どもたちの未来を守ります

水・食料の確保

干ばつによる水不足の影響を受ける地域で給水施設を修復し、安全な水の確保を支援します。また、収入源を失い、日々の食べものを入手することが困難な家庭を対象に、小麦・米・豆・油などの食料購入のための現金を給付します。

災害への備え

地域の人々とともに防災計画やハサードマップの作成に取り組み、災害リスクと防災知識に関する情報を普及します。また、地滑り防止のためのインフラやコミュニティ避難所を建設し、地域の防災能力を高めます。

生計の安定

災害や気候変動に強い農作物を、農家が安定的に栽培できるよう指導します。具体的には、気候変動に対応した品種の種子や農業資材を提供し、農業技術の研修を実施します。収穫量を確保することで、家計が安定するよう支えます。

【危機にある子どもたちのための募金】にご協力ください

例えば、次のような支援を届けることができます

※【危機にある子どもたちの募金】では、水・食料の支援、生計向上や防災への取り組みのほか、子どもの保護や教育などの分野における支援を行います。
※募金額は、上記金額に限定するものではなく任意です。金額はあくまでも目安であり、支援内容は変更となる可能性があります。募金額が記載活動の必要を満たした場合は、他に支援を必要とする人々のために役立たせていただきます。
ご支援の成果は、毎年3月頃にお届けする年次報告書やウェブサイトで、ご報告いたします

恐怖の中にある子どもたちを、継続的に支えるため

終わりの見えない紛争や自然災害、感染症の大流行等、様々な恐怖の中で暮らす子どもたちがいます。毎月1,000円からのご寄付で、子どもたちが今、必要とする支援と将来への希望を届けることができます。

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ご寄付は寄付金控除等の対象となります。

募金は、寄付金控除等の対象となります

個人の所得税の寄付金控除について、「税額控除」と「所得控除」から有利な方を選択できます。「税額控除」を選択することにより、多くの個人のご支援者の皆さまに、より大きな金額の所得税の還付が受けられることとなります。

法人の皆さまからのご支援金は、一般の寄付金等の損金参入限度額とは別に、特別損金参入限度額の範囲内で損金参入をすることができます。詳細はこちら「寄付金控除等/領収証」をご覧ください。

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