(2023.11.01)
メキシコやホンジュラスなどと国境を接しており、国土面積は北海道と四国を合わせたよりやや広く、公用語はスペイン語です。3 つの世界遺産、色鮮やかな民族衣装など豊かな文化を持つ一方で、貧困率は高く、子どもの栄養不良率は49%を超えています。ハリケーン、地震、干ばつなどの自然災害が多く、世界的な気候変動の影響を大きく受けている国の一つです。グアテマラには 4 つの活火山があり、噴火によって甚大な被害を引き起こすことがあります。
両地域では、住民の大半が家庭で栽培した野菜や家畜飼育により暮らしていますが、極度の貧困率は約6割以上(2011年、グアテマラ政府統計より)と非常に高い状況です。そのため成人男性の多くが都市部や海外へ出稼ぎに出ており、母子家庭や祖父母に預けられて暮らす子どもたちが数多くいます。
また、収入が限られていることから、栄養バランスのよい食事を取ることができる家庭が少なく、慢性的な栄養不良の5歳未満児の割合が50%と非常に高いことも課題です。保護者が栄養に関する十分な知識を持っていないため、多くの子どもたちが栄養不良で下痢などで苦しんでいます。
教育面では、水くみや薪集めなど、家事を手伝うために学校を休みがちだったり、家庭の経済的な理由で通学を諦めざるを得ない子どもが多く見受けられています。
(メモ欄に「グアテマラのチャイルド希望」とご記入ください)
チャイルド・スポンサーシップでは、困難な状況の中で生きる子どもたちが、教育を受け、健やかに成長することができるよう、地域の貧困を解決する開発援助を行います。そして、将来的には地域の人々が活動を継続することができるよう、人材や住民組織の育成にも力を入れながら、段階的に支援活動を進めていきます。
グアテマラの支援地域では、以下の活動を予定しています。
今、グアテマラの子どもたちが、日本のチャイルド・スポンサーとの交流を心待ちにしています。毎年届く成長報告の写真で、また、グリーティングカードの絵や文章が上達していく様子で、チャイルドのこれからの成長をじっくり見守ることができます。
(メモ欄に「グアテマラのチャイルド希望」とご記入ください)