(2020.09.03)(2024.07.16更新)
タイ王国(以下、タイ)の基礎データ
首都:バンコク
言語:タイ語
民族:大多数がタイ族。その他 華人、マレー族等
宗教:仏教 94%、イスラム教 5%
面積:51万4,000km2(日本の1.4倍)
人口:6,609万人(2022年)(タイ内務省)
インドシナ半島中央部に位置し、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ラオスと国境を接しています。首都はバンコクで、国王を元首とする立憲君主制の国です。タイ族が約85%を占めますが、中華系(10%)や、山岳地帯にはモン・クメール系の少数民族が暮らしています。仏教徒が多数派ですが、南部のマレー系住民を中心にイスラム教徒もいます。公用語はタイ語。首都はバンコク。山岳地帯の少数民族は独自の言語、文化を持っています。
世界銀行によると、タイの貧困率は1988年の65%から2018年に10%に大幅に低下したものの、15年~18年でみると7.21%(約485万人)から9.85%(約670万人)に増加しています。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、チャイルド・スポンサーシップにより、2021年9月まで地図の★印のついた地域で支援活動を行いました。
社会経済の発展が著しいタイは、1人あたりのGNIは$5,960(2017年)とすでに中進国となっています。高層ビルが立ち並び、高架鉄道、地下鉄などの公共交通機関も発達するバンコクの様子は東京をもしのぐ様相です。
依然として残る、国境付近の移民労働者の子どもや南部のイスラム教徒の子どもなどへの教育環境や質の向上のようなニーズもタイ政府が自国の力で対応することができると期待されており、ワールド・ビジョンも2021年をもって海外からのタイへの支援を終了することになりました。
ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部 開発事業第1課