(2019.02.08)
スワジランド(エスワティニ王国)のシェウラ地域では学校にトイレの建設、手洗い場の設置、井戸が設置されるなど、水衛生環境が改善しています。
子どもたちの学習環境を懸念していたマビラ先生が話してくれました。
「安全な飲み水が無いことで、授業が遅れていました。子どもたちは2キロ離れた川に水を汲みに行くために、大切な授業に出席する時間がなく、登校した時点で子どもたちはすでに疲れた状態でした。その上、その川の水は動物たちも飲むため、安全ではありませんでした」
その後、学校に井戸が設置されたことで、子どもたちの生活は大きく変化しました。
「子どもたちはもう遠くまで水を汲みに行く必要はなく、水に起因する病気の蔓延からも守られています。さらに教室で授業に出席する時間も増えました」
シェウラ地域開発プログラム マネージャー、ゾドゥワ・ムシビからメッセージが届いています。