2013.12.02
11月15日(金)、WVカフェin 東京を開催しました。今回は、昨年の「オープンデー」でも開催し、ご好評をいただいた「NGOで働くって?」をテーマに3名のスタッフが、それぞれのこれまでの歩みやNGO職員として大切にしていることなどについて、お話をさせていただきました。
当日は、高校生から社会人までの幅広い層の方々49名にご参加いただきました。国際協力という分野で働くことに関心がある皆さまが熱心に耳を傾けてくださる中、スタッフの語る口調も熱を帯びたものになりました。
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初めに広報担当の浅野スタッフからは「NGOの広報スタッフとして」と題し、ミャンマーの駐在時代の話をはじめ、ワールド・ビジョン・の広報とはどうあるべきか、また、やりがいを感じる時などについて語りました。
2児の母であることにも触れ、子育てと仕事との両立についての話では、女性の参加者の皆さまも関心を寄せてくださっている様子が伺えました。
次に登壇したのは、ブログ「あるNGO職員」シリーズ の執筆者、支援事業部の高瀬スタッフ。
「NGOで働きたい方々へのアドバイス」として、NGOのスタッフとして求められる資質や経験、能力などについて、自身のこれまでの経験も踏まえながらお話させていただきました。NGOのスタッフになるために必要なスキルや準備について、「一般の会社で働く」、「英語の勉強をする」など具体的な方法が語られ、参加者の方がメモを取る姿も見られました。
最後に人事担当の冷水スタッフからは、自身のこれまでの経験のほか、ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)の採用活動について、説明させていただきました。実際に過去のWVJの募集要項を例に、求める人材について、また応募者からのよくある質問についてもご紹介しました。
冷水より紹介させていただいたサイトはこちらです:
(冷水スタッフのブログ、「NGO人事採用担当として働いてみて」を読むにはこちら)
3人のスタッフのプレゼンテーション後に設けた質問コーナーでは、次々に手が上がりました。
「語学力や社会人経験など、敷居が高いのはなぜでしょうか?」
「社会人経験には、アルバイト経験も含まれますか?」
「編集・文章を専門にしているスタッフはいるのでしょうか?」
など、具体的な質問が多くよせられ、充実した質疑応答の時間となりました。
時間内ですべての質問にお答えしきなかったため、カフェ終了後に会場にいるスタッフに直接質問をいただきました。
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「現在はすでに就職もしておりますが、スタッフの方の話を聞いて、自分もこの方向だ、というのが少し見えてきました。有意義な時間をありがとうございました」
「仕事帰りで疲れていての参加でしたが、高瀬様をはじめ、WVJの皆さまに感銘を受けて元気になりました。どうもありがとうございました」
「国際NGOに対するあこがれが強くなりました。まだ学部生なので、これから修行を積んでいこうと思います。ありがとうございました」
リピーターの方が多くいらっしゃる通常のWVカフェとは違い、初めてWVJのイベントにご参加くださった方も多く、このテーマへの関心の高さにあらためて気がつかされる会となりました。
アンケートにお寄せいただいたご意見を参考にさせていただき、これからもイベントの企画をさせていただきます。
「関心があるテーマなのですが、遠方に住んでいるので参加ができません」
「どうしても都合が合わないのですが、動画で見られないでしょうか?」
こうしたご意見を受け、今回「WVカフェin東京~NGOで働くって?」の動画を撮影しました。
ご参加いただけなかった方も、ぜひこちらからご覧ください。
WVカフェの開始前にご紹介した動画はこちら:
・ショートムービー「レウィスの井戸」
・カンボジアのティーダちゃんと、クーンくん
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