(2018.05.10)
アフリカ、タンザニア。
水汲みに向かう少女がいます。
ニーマちゃん、7歳。
ニーマちゃんの両親は離婚。
お父さんに続き、1年前、
お母さんも出ていってしまいました。
残されたニーマちゃんは、
近所の家に引き取られました。
それでもニーマちゃんには、夢があります。
学校に行って、勉強して、
「学校の先生になりたい」と思っています。
支援を待っている多くの子どもたちの中でも特に、お母さんがいない子どもたち、25人のチャイルド・スポンサーを、母の日までに募集しています。チャイルド・スポンサーになると、手紙のやりとりや支援地訪問が可能で、遠くからお母さんのように励まし、見守り、絆を深めながら支援を続けていただくことができます。
「母の日」に チャイルド・スポンサーになって、この子に「明日」を届けませんか?
お申込みは「チャイルド・スポンサーシップお申込み」ボタンをクリック、メモ欄に「母の日キャンペーン」とご記入ください。事務局より、支援を待っているお母さんがいないチャイルドをご紹介いたします。
カンボジア北部の小さな村に住む、キムヤンちゃん(9歳)
生まれてすぐ、お母さんをマラリアで亡くしました。
お父さんは遠くに出稼ぎに出ましたが、
ある日突然、連絡が途絶え行方不明に。
キムヤンちゃんは、おばあちゃんと2人で暮らしています。
お母さんとお父さんを失った心細さから、
いつもおばあちゃんにピッタリくっついて、離れません。
おばあちゃんは言います。
「私は年老いていて、あの子を守ってやれない。
いつかひとりぼっちになってしまう」
キムヤンちゃんには夢があります。
「いつか、おばあちゃんを車に乗せて、
いろんなところに連れて行ってあげたい」
焼け付くような炎天下、自動車修理工場で働く
バングラデシュのモノワくん。12歳。
お父さんはいません。
大好きだったお母さんは、2年前に亡くなりました。
お母さんがなくなった時、
モノワくんは、学校をやめて働くことを決めました。
本当は勉強が大好きでした。
勉強して、優秀なエンジニアになることが夢でした。
けれどそれをあきらめ、
朝から夜遅くまで、働く日々を送っています。
ネパールのプスパちゃん、9歳。
地震で家を失いました。
お母さんを小さい頃に亡くしました。
お父さんは病気になり。
今はおばあちゃんとおじいちゃんと
一緒にと暮らしています。
毎日家の手伝いをして生活をしています。
また地震がこないかと怯えています。
将来の夢は、「看護師になること」。
フィリピンのジョアンナちゃん、11歳。
3年前、台風の激しい風と高潮で、一家は、家も財産も失いました。
支援で新しい家が建ち、新しい生活が始まった矢先に、
大好きだったお母さんが亡くなりました。
ジョアンナちゃんは小さな体で、
妹や弟の面倒を見て、お母さん代わりをしています。
「大きくなったらお医者さんになりたい」というジョアンナちゃん。
病気でなくなったお母さんのことを思っているのかもしれません。
ネパールのソモちゃん、15歳。
お母さんとおばあちゃんが、地震で、
家の下敷きになって亡くなりました。
お父さんは既に亡く、
子どもたちだけで生きていくことになりました。
今は仮設住居で暮らしています。
お母さんのことを思い出すと今でも泣いてしまいます。
将来の夢は「先生になること」。