父の日。あなたも、遠い国の"お父さん"になってくださいませんか

(2017.06.12)

6月の第3日曜日は父の日。
チャイルド・スポンサーと交流する中で、いつしか「遠い国のお父さん」のように慕い、その存在に励まされながら、懸命に生きる子どもたちがいます。


親愛なる日本のお父さんへ

子どもの頃、チャイルド・スポンサーシップの支援を受けて夢をかなえ、学校の先生になったローレンスさん。早くに実のお父さんを亡くしたローレンスさんは、ずっと支えてくれたチャイルド・スポンサーの中澤さんを「日本のお父さん」と慕い、その存在に励まされ、学ぶことをあきらめなかった、といいます。

中澤さんにとっても「チャイルドのローレンスくんは私にとって、遠く離れた国にいる息子のような存在」とお話くださいました。


~ローレンスさんから中澤さんへの手紙抜粋~

<前略>
「困難な状況に押しつぶされそうになりながらも、学ぶこと、進学することをあきらめなかったのは、あなたの影響があったからです。

手紙を通してしかお互いを知らないにもかかわらず、本当の息子のように思ってくださって、ありがとうございました。

私には2人のお父さん--天国から見守ってくれている実のお父さんと、私のヒーローである日本のお父さん--が与えられている事を、心から感謝しています。

フィリピンの息子より 愛をこめて

中澤さん(左)とローレンさん

ご夫妻でアフリカの"わが娘"に会いに

2年前、支援を続けているベアトリスちゃんに会いに、ご夫婦でルワンダを訪れたチャイルド・スポンサーの若尾さんご夫妻。

「はじめて目があった瞬間の笑顔が忘れられません。
私の名前を覚えていてくれて、驚きと同時に嬉しかったです。

支援が確かに届き、とても感謝されていることを感じました。
離れていても、心はいつもつながっている感じがしています。」

ベアトリスちゃんとお母さんと若尾さんご夫妻

親のように見守るチャイルド・スポンサーシップの支援

チャイルド・スポンサーシップは里親制度ではありません。
子どもと、子どもを取り巻く環境の改善のために、継続的な支援をしていただくプログラムです。

手紙のやりとりや、支援地訪問を通して、チャイルドと、心のつながりを持ちながら、成長を見守っていただくことができます。
父の日に、あなたも「日本のお父さん」になって、子どもたちを見守る支援をはじめていただけませんか?

今も、厳しい環境に生きる子どもたちがいます

カンボジアのセニャンちゃん(10歳)
小さい頃、お父さんを病気で亡くしました。
病院に行くお金はありませんでした。

まだ弟はお母さんのお腹にいました。
お母さんは大きなお腹で川にでて、魚を捕る仕事をしました。
小さいセニャンちゃんも一緒に働きました。
その日、食べるものを得るために。

毎日、お母さんと川で働くことが日課です。
学校に行ったことはありません。
夢は「本を読むこと」です。

世界には、厳しい環境に生まれ、ごはんを食べること、ケガをしたら病院へ行くこと、学校へ行くこと、誰かに甘えたり、守ってもらうこと。そんな、あたりまえのことが得られない子どもたちが大勢います。
あなたの助けを待っている子どもたちがいます。

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