(2023.04.14)
ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、青山学院大学で「グローバル課題とNGO」というテーマの講座を提供する機会をいただいています。
2021、2022年に続き、3回目を迎える今回。開発途上国や日本の現場で活動する12名のWVJスタッフが、4~7月までの4カ月間、リレー方式で講義を担当します。
貧困、紛争、気候変動等、グローバルな課題を幅広く取り上げつつ、支援事業の課題や資金調達の苦労話に至るまで、国際協力の最前線にいる現役実務者だからこそ語ることのできるNGOの裏側にも深く切り込みます。また、ケーススタディやワークを積極的に取り入れる等、大学教育の現場で求められているインタラクティブな学びの場作りへの貢献も目指します。講義には、講師を務めるスタッフのこれまでの歩み、原点・転機となった体験、途上国支援にかける想い、WVJで働く上で大切にしている価値観なども織り込み、専門分野や職業選択などの岐路にある学生の皆さんへのヒントとエールにつながることも願っています。
世界の問題の解決にともに取り組む若者が増えてほしい。
WVJはそう願い、これまで、多くの大学教員の皆さまから講義の機会をいただき、国際協力の現場から見える景色をお伝えしてきました。
WVJ事務局長の木内真理子は言います。
「30年あまりにわたる国際協力の働きを通して、貧困、紛争、気候変動など、解決の難しい課題に立ち向かう、世界中の若者たちと出会ってきました。若者は、もはや『次世代』ではなく、平和な社会の実現に向けて『今』をともに働くキープレイヤー。そんなことさえ感じます」
社会を変えるためには、多くの日本の方々が途上国の現状に関心を持ち、状況を良くするために行動してくださることが、大きな力となります。
また、講義の機会をいただくことは、講師を務めるスタッフ自身の励みにもなります。 日々の業務に埋没したり、壁にぶち当たったりすることも多いスタッフたち。資料の準備や講義の提供、学生や大学教員の皆さまからの鋭い質問やフィードバックを通して、自身の業務を問い直す機会になったり、課題の解決のヒントをいただけるからです。
望月スタッフ
第5回「気候変動」を担当
木戸スタッフ
第8回「保健」を担当
徳永スタッフ
第11回「広報・ブランディング」を担当
以下のような団体の特徴・強みを活かし、世界を取り巻く課題への理解を深め、その解決に向けて考察する力を育成する機会をご提供します。
お問い合わせをお待ちしています。
問い合わせ先:school[at]worldvision.or.jp ※[at]を@に変換してください