(2020.05.13)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって世界が前例のない危機に瀕している今、ワールド・ビジョンは約100カ国のすべての事務所が団結して緊急対応「COVER(COVID-19 Emergency Response)」を展開しています。
ワールド・ビジョン設立以来最大規模での活動展開となり、医療体制がぜい弱な国や難民・避難民の多い国などを中心に、子どもたちやその家族およそ7,200万人の命を守るため、今も最前線で対応を続けています。
ワールド・ビジョン・ジャパンでは、皆さまからのご寄付と、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受け、ヨルダンに逃れた難民の子どもたちを対象に教育支援を実施してきました。
そのヨルダンもCOVID-19による緊急事態宣言により、ロックダウン(都市封鎖)を経験しています。感染拡大の恐れに加えて、ロックダウンの影響で、多くの難民家庭の生活はさらに厳しくなっています。学校の休校措置により子どもたちの補習授業も中断されています。将来の機会が失われないよう、ワールド・ビジョンは遠隔で教育を継続すべく対応をすすめています。
このたび【緊急オンライン報告会】を開催し、ワールド・ビジョンが進めるCOVID-19への緊急対応の現状を事務局長の木内から、そして、ヨルダンでの状況と遠隔での教育提供の様子を、駐在員の松﨑からご報告いたします。
世界で猛威を振るうCOVID-19。避難生活のなかにある難民の子どもたちは、これまで以上に大きな困難に直面しています。現在の状況を知り、日本にいる私たちができることについて、皆さまと一緒に考えるきっかけとなることを願っています。
日 時:2020年5月28日(木)19:00~20:00
内 容:
・COVID-19緊急対応の概要:WVJ事務局長 木内真理子
・中東・ヨルダンの現状と難民支援事業:ヨルダン駐在員 松﨑紗代
場 所:オンライン(Zoom)による配信
参加費:無料(通信にかかる費用はご負担ください)
定 員:100名 好評につき定員500名に変更しました
※お申込みが定員に達したため締め切りました (2020.05.24追記)
※今回の報告会の配信は、Zoomを使って行います。
当日、ご参加いただくZoomミーティングのURLは、5月28日の16時頃にメールでご案内予定です。Zoom利用時は、特に登録等をしていただく必要はありません。PC、スマホ、どちらでもご参加可能です。
Zoomの使い方
▼Zoomヘルプセンター
▼[動画]Zoomの参加方法
▼Zoomテストミーティング。マイクやチャットの操作練習ができます
大学卒業後、国際協力銀行(JBIC)前身のOECFに入社。途中英国LSE(社会政策学)、オックスフォード大(開発経済学)での修士号取得をはさみ、アフリカ、インドネシア、フィリピンにおいて円借款業務を担当。母になったことを契機に転職。東京大学にて気候変動、環境、貧困など21世紀の課題に対応するSustainability Scienceの研究教育拠点形成に従事。「現場に戻ろう」をキーワードに08年10月よりWVJに勤務。アフリカ、中南米、ウズベキスタンを担当。2011年5月より、東日本緊急復興支援部長。2013年4月より副事務局長。2017年4月より事務局長。
松﨑紗代 支援事業部プログラム・コーディネーター
西南学院大学文学部英文学科を卒業後、ロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院とキングズ・カレッジ・ロンドン精神医学研究所による国際精神保健コースにて、発展途上国および脆弱国における精神保健について学び卒業。2019年9月からヨルダンに駐在。
※お申込みが定員に達したため締め切りました (2020.05.24追記)