ネパール: ビサンくんのストーリー ~地震の後の山岳地帯で~

(2017.11.29)

今、あなたはどこにいますか? ぼくは、ビサン。ここにいます。


お母さん、お兄さんと3人で
山奥の街に暮らしています

2年前の大地震で
すべてを失いました

地震の後にお父さんが病気で亡くなり
お姉さんは親戚に引き取られました

仮設住居に住めるのはあと1年
そのあとに行くあてはありません


具合の良くないお母さんは
働くことができません
今は、その日食べるのがやっとです


毎日ぼくが食事の支度をします
家族みんなが一緒だった
楽しい時間を想いながら

ぼくはビサン、12歳です
将来はエンジニアになって
安心して暮らせる家を建てたいです
そしてお母さんを喜ばせたいです








ビサンくんの日常

お母さんは身体が弱く、働きに出ることができません。ビサンくんとお母さんは、近所の家の手伝いをしていますが、わずかな収入しか得ることができません

具合が良くないお母さんの代わりに、ビサンくんがご飯を作ります。「食事の時間は、いつも一緒だったお父さんのことを思い出してとてもつらいです」

今の仮設住宅に住めるのはあと一年。次の行き先は決まっていません。「学校で勉強してエンジニアになり、家族が安心して暮らせる家を設計したいです」


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今も、1億6795万人の子どもが児童労働を強いられています。
5700万人の子どもに教育の機会がありません。
毎日約1000人の子どもが水が原因で命を落としています。

ニュースに出ることもない静かな「貧困」が、子どもたちの命を、生きる自由を、奪っていきます。


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