クッキーで子どもたちに笑顔を届けたい!―中高生によるサンタ大作戦―

(2016.11.08)

「少しでも気軽に国際協力に参加できれば」

そんな想いから生まれた「サンタ大作戦」は今年で19回目を迎えます。

毎年、埼玉県の春日部共栄中学高等学校のインターアクト部(※)が中心となり、クリスマスの時期にクッキーを作って学内で販売し、その売上げを募金してくださっています。クッキー作りは土日の活動。調理室に集まった50名が1,000セットのクッキーを作ります。クッキー販売当日は、吹奏楽部がクリスマスソングを演奏し「クッキーを買って途上国の子どもたちを支援しよう」という想いを盛り上げます。

昨年は、全校生徒2,000名の多くが列を作り、わずか10分でクッキーが完売。募金額は13万円を超えました。「クッキー作りや当日の売り子にはのべ100名以上が参加しています。この取り組みの主役は、生徒たちです」と、インターアクト部顧問の大澤先生は語ります。最近では中学生の参加も増えてきたそうです。

中高生の「子どもを想う力」が日本全国のほかの学校にも広がっていくことを願っています。

※インターアクト部:ロータリークラブの取り組みの一環として12 ~ 18歳を対象に交流や奉仕活動を楽しみながら社会問題について学び、国際感覚を身につける活動。

サンタの帽子をかぶって協力を呼びかけるのがインターアクト部のメンバー。クッキーを買って途上国支援に協力する生徒の皆さんが長蛇の列を作ります

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