紙芝居で紹介するルワンダに住むエリックくんの生活をサマースクールの中で体験します。
エリックくんは毎日2キロ歩いて、畑の横を流れる小さな川に水を汲みに行きます。決して安全とは言えない川が唯一の水源です。タンクに汲んだ水は10リットル。30分の道のりを歩いて帰って行きます。この水汲みを1日に2,3回繰り返します。
サマースクール参加者もエリックくんと同じ重さのタンクを持って歩けるか挑戦します。
また、エリックくんは木の臼と杵でピーナッツをつぶして料理をします。参加者は、実際にアフリカで使っている生活道具を使って麦つぶしを体験します。一粒一粒大切に麦をつぶす体験を通して、「食べ物って、簡単に手に入るものじゃないんだ」という気付きが生まれます。
そして、アフリカの家に見立てたテントに実際に使われている生活道具を手に取り、電気・水道・ガスのない生活をしている世界の子どもたちに思いを馳せます。
世界の子どもたちの写真が絵札になっている「世界の子どもカルタ」。
写真や説明文を読んで、読み札を作ります。作った読み札を発表したり、作品を使ったカルタ大会をして楽しく世界に目を向けます。
絵札となる写真は栄養、保健、水・衛生、教育などをテーマに32カ国を取り上げています。読み札を考えるプロセスで参加者の「気づき」を大切にし、自分の言葉で自由に読み札の文章を作成できます。
また、グループで協力し、話し合いや発表する力も身に付けます。
みんなで作った読み札を使ってカルタ大会
保護者の方を対象にワールド・ビジョン・ジャパン事務所にて「保護者向けプログラム」(13:00~14:00)を実施します。
世界の子どもたちの現状やワールド・ビジョンの活動、サマースクールで子どもたちが体験する内容をご紹介し、そのままお子様のサマースクールを見学していただけます。詳細、お申し込みはこちら
サマースクールが終わってから、体験したことや感じたことを一緒にふり返ってください。これまでにも、帰宅後に親子で一緒に世界の子どもたちのためできることを話し合ったり、夏休みの宿題にサマースクールで学んだことをまとめてくださった取り組みがたくさん寄せられています。
アンケートに寄せられたコメント:
「子どもが食事を残さなくなりました」
「私自身も救えるはずの命のためにできることを考えさせられました」
「(チャイルド・スポンサーシップで支援している)チャイルドが身近な存在になったようで、自分からチャイルドへ手紙を書くようになりました」
お問い合わせはこちら
「楽しそうに学んでいる姿がとてもよかった」昨年参加者の保護者より