2014年6月に国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）が発表したレポートによると、難民、庇護申請者、国内避難民の数が、第二次世界大戦以降初めて5,000万人を超えました。急増の原因はシリア紛争。紛争の長期化により、その数は増え続けています。また、2011年7月9日に独立した世界で一番新しい国、南スーダンでも、2013年12月に発生した武力衝突を境に、難民が急増しています。

難民として異国で暮らすのは容易なことではありません。先の見えない中、人々は難民キャンプ等で厳しい生活を強いられ、子どもたちは教育を受ける機会を失っています。また、紛争が終結したとしても、故郷に戻った人々（帰還民）は、荒廃した土地で一から生活を立て直さなければなりません。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、急増するシリア難民や南スーダン難民に支援を届けるため、6月1日から特別アピールを開始します。

スピーカー：國吉美紗（くによし　みさ）　WVJ支援事業部　緊急人道支援課
2012年10月-2014年4月：　南スーダンに駐在し帰還民支援事業を担当。
2014年5月-2015年4月：　ヨルダンに駐在しシリア難民の支援活動に従事。

報告会タイトル：　WVカフェ on 南スーダン独立記念日 in東京
日時：　2015年7月9日（木）　19:00-20:30
会場：　ワールド・ビジョン・ジャパン事務所
（中野区本町1-32-2　ハーモニータワー3F）
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※國吉スタッフへのインタビュー取材が可能です。ご希望の方は、下記お問合せ先までご連絡ください　（7月6日まで）。