(2019.03.01)
今、世界には6,850万人の難民・避難民がおり、その数は第二次世界大戦以降で最多を記録しています。難民問題への関心が低いと言われる日本の若者にとって、その問題はあまりにも大きく複雑なものに映るかもしれません。しかしWVJは、「"何もかも"はできなくとも、"何か"はきっとできる」という設立当時から掲げる理念をもとに、このコンペを企画しました。この企画で、若い世代が難民問題に関心を寄せるきっかけになることを願っています。
本企画は、グランプリ受賞者が自らのアイデアを実際に実現するまでを担う、日本初の実現型アイデア・コンペティションです。
選ばれたアイデアを若者自らが実現に挑む意義は、難民問題・難民支援のリアリティ(理想と現実)を五感で実感することで、さらに思考が深まり、多角的な視点を得られることにあります。その経験は、難民問題のみならず、様々な社会問題に対しても活きるでしょう。
また、難民問題・難民支援のリアリティを経験することで、支援の原動力が、「かわいそうだから」ではなく「できることが無限にあるから」というポジティブなエネルギーで高まっていくことを期待しています。
「未来ドラフト2019」
課題テーマ:ビディビディ*に住む子どもたちにとって、"一生忘れられない授業"を考えてください
授業のテーマ:平和を築く上で大切なこと
授業形態/教科:自由
授業にかけてよい費用:10万円以内目安
*ビディビディ:南スーダン難民が暮らすウガンダにある世界最大の難民居住地
<エントリー受付期間>
2019年3月1日(金)~4月21日(日)
<参加資格>
① 29歳以下の方 (2019年4月21日時点)
② 一次選考を通過した場合、6月16日(日)の決勝大会でプレゼンテーションが可能な方
<応募方法>
課題テーマや考え方のポイントを確認の上、エントリーフォームに入力してください。
※エントリーは1人/1チームあたり1回に限ります。
<賞>
・グランプリ:賞金10万円贈呈+アイデア採用
(難民居住地でのアイデアを自ら実現することについては任意、渡航費は自己負担)
・準グランプリ:賞金5万円贈呈
・特別賞
・オーディエンス賞
<審査員等>
一次審査:ワールド・ビジョン スタッフ
決勝大会審査:
・池上 彰 (フリージャーナリスト)
・古田 大輔 (BuzzFeed Japan 編集長)
・小島 慶子 (エッセイスト・タレント)
・小林 さやか(映画「ビリギャル」本人)
・税所 篤快 (国際教育支援NPO e-Education創業者)
決勝大会司会:
塩田真弓(テレビ東京「ゆうがたサテライト」キャスター)
<主催・協賛>
主催:特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン
協賛:株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社ムラサキスポーツ
協力:株式会社CAMPFIRE
※「未来ドラフト2019」公式HPはこちら
取材をご希望の方は、下記担当までお知らせください。
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
【広報担当】堂道有香 【電話】090-5762-8886 【FAX】03-5334-5359 【Email】yuka_domichi@worldvision.or.jp